城咲仁が深夜番組に騙された? 吉野家で“通”ぶって恥をかく。

2009/02/18 07:30 Written by Narinari.com編集部

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元ホストでタレントの城咲仁が2月16日に「城咲仁!吉野家に散る!!」というタイトルで更新したブログが、ファンの反響を呼んでいる。東京・新宿にある有名ホストクラブのナンバー1として特集番組に取り上げられ、タレントに転じてからはキャラクターだけでなく、見事な料理の腕前を持つことで知られる彼が吉野家でかいた恥とは……。

ブログによると、バンドの作業を終えてメンバーを送った真夜中、以前に見た深夜番組で「まず吉野家に入ったら一言『あたまどく! 一丁』と頼みましょう」と紹介されていたことを思い出し、吉野家に直行したという。「あたまどく」について番組では、ご飯が並盛で具が特盛という“通”ならではの頼み方と説明されていた。

勇気を振り絞って「あっ、あたまどくっ、下さい!!」と注文した城咲仁に待ち構えていたのは、店員の「はぁっ?」という返事。番組で見た「あたまどく」の説明をしてやっと理解してもらったが、「コレをあたまどくって言わないんですか?」と確認したところ、店員に「いいません」と即答されてしまったようだ。

城咲仁が見たという深夜番組は、おそらくテレビ朝日系の「恋愛百景」。原幹恵、福田沙紀、高部あいといった若手注目女優が男性とデートをしている設定の中、さまざまな場所や店を紹介していく内容だ。吉野家のエピソードを紹介したのは2月2日放送の「五大丼食べ尽くしデート」で、吉野家築地店で「あたまどく」の頼み方を指南していた。

しかし、これは築地店というところがミソ。吉野家発祥と言われるこの築地店で働いているスタッフは、全員が正社員なのだ。いわば吉野家の中でも看板店の築地店だからこそ、「あたまどく」がすんなり通じたのだろう。

ブログのコメント欄には吉野家でのアルバイト経験者の声も寄せられており、吉野家のマニュアルにはご飯が並盛で具が特盛の注文について「あたまの特盛」と記載されているのだそう。しかし、「あたまどく」とは略さないようで、この人物も「お客さんに『あたまどく』って言われたら自分も『はいっ?』って言っちゃうと思います」としている。また、「Wikipedia」にある吉野家の項目では「注文時の専門用語」「築地店のみ使用される専門用語の例」が紹介されているが、「あたまどく」の記述はない。

テレビ番組の情報で恥をかいたことに「『あたまどく』ひとり都市伝説か」「無念だ」とつづった城咲仁。とはいえ、通常40〜90件だったコメント数が110件を超えており、なぐさめと応援の声で占められている。果敢な挑戦は、結果としてプラスに作用したに違いない。

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