ギネス認定「世界一長い爪の女性」、交通事故で世界タイトルを失う。

2009/02/16 17:06 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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ユタ州ソルトレークシティーに住むリー・エドモンドさんは、ギネスブックにも認定されている「世界一爪の長い女性」。1979年から30年間、一度も爪を切らずに生活していたそうです。

爪の一本の長さは70〜90センチ近く、両手をあわせれば全部で8メートル53センチもあり、日常の生活はどうしているんだろう? と不思議に思ってしまうほど。食事はどうやってとるのか、お風呂はどうやって入るのか……。数ミリ爪が伸びただけでも、携帯電話やパソコンのキーボードが打ちにくい、家事がしにくいという経験を持つ女性は多いでしょう。70〜90センチの爪での生活は、なかなか想像しにくいものです。

しかしレイモンドさん本人は、この爪に大変なプライドを持っていました。以前、日本のテレビ番組から「彼女が爪を切ったら10,000ドルの報酬を出す」とのオファーが届いたこともあったのですが、それをあっさりと断ったというエピソードも残されています。

そんな彼女に、大変ショックな出来事が起きてしまいました。

先日、自動車の助手席に乗っていた時に交通事故に遭い、衝撃で大切な爪が折れてしまったというのです。2月12日の午後、ソルトレイクシティー郊外のホラディー地区で車4台が巻き込まれた大きな事故が発生。不幸にもその場に居合わせたレイモンドさんは軽傷を負い、近くの病院で治療を受けた後退院しましたが、彼女の広報によると「世界記録」の爪の半数を失ってしまったとのこと。

大切なネイルが折れてしまったのはお気の毒ですが、彼女は事故時、衝撃で車外に投げ出されてしまったそうですから、軽傷で済んだのは奇跡的だったと言えるかもしれませんね。

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