CHAGE and ASKAが無期限活動休止を発表、解散はせずソロ活動に専念。

2009/01/30 11:13 Written by Narinari.com編集部

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結成から30年の節目を迎えたCHAGE and ASKAが、公式サイトで無期限の活動休止を発表した。「今後の活動に関するお知らせ」によると、CHAGE and ASKAとしての「次の約束」が出来ないのであれば解散をして、互いに本格化しているソロ活動に専念するとの結論に達しかけたものの、最終的には「自分たちの母体はやはりCHAGE and ASKAである」と再認識し、解散という選択は踏みとどまったという。なお、ファンクラブは今後も存続する見込み。

CHAGE and ASKAをめぐっては1月9日に解散報道が飛び出したものの、所属事務所が「一部メディアにおいて解散との報道がありましたが、そのような事実はございません」とこれを否定。ファンの間から「誤報だ」との声が殺到していたが、やはり解散の話し合いはもたれており、解散の一歩手前となる無期限活動休止という形に落ち着くことになった。

CHAGEとASKAの2人は高校時代からの友人。大学在学時にデュオを結成し、1979年に「ひとり咲き」でデビュー、1980年に発売したシングル「万里の河」のヒットにより、人気ミュージシャンの道の一歩を踏み出した。その後はヒットにも恵まれ、コンサートやソロ活動も順調だったが、ファンの間口を一気に広げたのは1990年代に入ってから。1991年にはドラマ「101回目のプロポーズ」(フジテレビ系)の主題歌「SAY YES」、1993年にはドラマ「振り返れば奴がいる」(フジテレビ系)の主題歌「YAH YAH YAH」が200万枚を優に超えるメガヒットを記録し、その人気を不動のものとした。

2004年にデビュー25周年を迎えた後、2005年からはそれぞれのソロ活動が中心となったが、2007年には久々のシングル「Man and Woman」「Here&There」と、アルバム「DOUBLE」を発売している。CHAGE and ASKAは今年2月4日にベストアルバム「CHAGE and ASKA VERY BEST NOTHING BUT C&A」の発売を控えているが、新たな楽曲は収録されないため、結果的に2007年に発売されたシングル&アルバムが最後の作品となってしまった。

今後2人はソロとして活動を続け、ASKAは3月から全国ツアー「ASKA CONCERT TOUR 2009」、CHAGEは4月に東京・赤坂の草月ホールで「CHAGE SPECIAL WEEK 10 DAYS(仮)」を予定している。

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