欧州でのプレーを目指し、移籍先が決まらないまま1月12日にJ1浦和を退団した相馬崇人選手。ドイツ2部のフライブルクとの契約は消滅してしまったが、1月28日にポルトガル1部のマリティモと1年半契約を結んだことを発表した。推定年俸は30万ユーロ（約3500万円）という。

マリティモはマデイラ諸島に本拠地を定めるクラブで、昨季は5位に躍進して欧州サッカー連盟（UEFA）杯（現ヨーロッパリーグ）への出場権をつかんだ。しかし、今季は1月29日現在でリーグ7位にとどまっている。

Jリーグきっての「海外サッカーオタク」といわれる相馬選手はこの喜びを自身の公式ブログで伝えたが、それと同時にモデルの秦れいさんと1月11日に結婚したことも報告した。また、秦さんも自身の公式ブログで相馬選手との入籍を報告。秦さんはモデル業を一時休止し、相馬選手を「全力でサポートしていく事に決意しました」としている。

秦さんは相馬選手と3歳違いの24歳。ファッション誌「JJ」（光文社）の専属モデルを務めているほか、映画やテレビ、舞台など幅広く活動していた。また、熱心なサッカーファンでも知られており、芸能人女子フットサルチームに所属していたほか、サッカー4級審判資格も所有しているほどだ。

秦さんは相馬選手との結婚について「微力ではありますが、夫婦力をあわせて、二人で同じ夢に向かって前進していきます!!」との決意を披露。最後の署名も「秦れい（相馬礼子）」としている。

夫の海外移籍については「主人の海外への情熱は、友人時代からずっと聞かされておりましたので、夢へのスタートラインに立てた事を、とても幸せに感じております」としたが、「入籍して3日で、たった一人で旅立った主人」と結婚早々離れ離れになってしまったことも告白した。

一方、相馬選手はマリティモへの移籍決定とテレビ番組出演にエントリーのほどんどを割いており、秦さんとの結婚について触れているのは最後の3行のみ。それでも「支えてくれる家族が1月11日に1人増えました！」との喜びをつづっている。