日米の人気犬種に大きな違い、米の1番人気はラブラドール・レトリバー。

2009/01/22 18:08 Written by Narinari.com編集部

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猫と並び“人間に最も身近なペット”である犬は、日本でも米国でも大人気。感情がわかりやすく、従順で、ほかの動物に比べると賢い犬は、ペットというよりはパートナーや家族として共に生活する人は多い。そんな犬の種類、犬種の人気は日米ではどのように異なるのだろうか。

ロイター通信などの報道によると、愛犬団体の米国ケネルクラブが発表した今年の人気犬種ランキングでは、ラブラドール・レトリバーが1位に輝いた。米国におけるラブラドール・レトリバーの人気は不動のもので、ケネルクラブのランキングで1位を獲得するのは18年連続だ。以下、2位はヨークシャー・テリア、3位はジャーマン・シェパード、4位はゴールデン・レトリバー、5位はビーグル、6位はボクサー、7位はダックスフンドと続いている。日本に比べると大きい家が多い米国だけに、やはり大型犬が好まれる傾向があるようだ。

では、日本の人気犬種はどうだろう。少し情報は古いが、ジャパンケネルクラブがホームページで公開している2007年の犬種別犬籍登録頭数データを見てみると、1位にはダックスフンドが輝いている。これはダックスフンドの3つのタイプ(ミニチュア/カニーニヘン/スタンダード)すべてが含まれての1位だが、圧倒的に登録頭数の多い(95.2%)ミニチュアダックスフンドだけでも、全体の1位という人気ぶりだ。

そして2位はチワワ、3位はプードルに。プードルは4つのタイプ(トイ/ミディアム/ミニチュア/スタンダード)すべてを含んでの登録頭数でカウントされているが、そのうち98.4%はトイプードルだ。以下、4位はヨークシャー・テリア、5位はポメラニアン、6位はパピヨン、7位はシー・ズー、8位はミニチュア・シュナウザー、9位はフレンチ・ブルドッグ、10位はマルチーズと続いている。こちらも住宅事情を反映して小型犬が好まれる傾向が強い。

ちなみに、米国で1位のラブラドール・レトリバーは、日本では16位、米国2位のヨークシャー・テリアは日本では4位、米国3位のジャーマン・シェパードは、日本では42位となっている。

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