津川雅彦の肺に穴、医者からは「一日も早い処置が必要だとのこと」。

2009/01/22 12:53 Written by Narinari.com編集部

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役者としてだけでなく、近年は“マキノ雅彦”の名義で映画監督としても活躍している津川雅彦が、1月21日に更新されたブログのエントリーで「とうとうダウンしてしまいました!」と、肺に穴が空く「気胸」になったと告白している。津川雅彦は30年前、両肺に風船のように膨らんだ巨大嚢ができ、片方を除去する手術を受けていたが、放置していたもう片方の巨大嚢が30年の時を経て穴が空いてしまったのだという。

ブログによると、30年前の手術では「背中を肩から脇の下まで、袈裟懸けに切ったもので、術後のリハビリが大変」だったそう。そのため、もう片方の肺にも巨大嚢が残っていたものの、簡単な手術ではなく、また、その時点では命に関わる問題ではないと言われていたことから放置、30年間無事にやってこれたそうだ。

ところが映画「旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ」(2月7日公開)の撮影時に肺炎を患うなど、無理をおして製作に取り組んでいたムリがたたったのか、ついにダウン。現在は「応急処置に肺に穴を開けて管を通し空気を抜いて、急場を凌いでいます!」とのことだ。映画公開前のタイミングということもあり、舞台となった北海道・旭川ではイベントも企画されていたが、これにはドクターストップがかかった。

医者には「後の健康を考えれば一日も早い処置が必要」と手術を薦められているものの、まだやらなくてはならない仕事が残っているため、それもできず。エントリーは「親の死に目に逢えるどころか、自分も畳の上でも死ねないのが、役者の宿命のようです!まるで葉隠れの武士です!」という言葉で締められている。

津川雅彦は現在、フジテレビ系ドラマ「メイちゃんの執事」に、主人公の本郷メイ(榮倉奈々)の祖父、本郷金太郎役で出演中。また、1月15日に放送された日本テレビ系スペシャルドラマ「リセット」や、1月24日に放送される松本清張生誕100年記念スペシャルドラマ「疑惑」(テレビ朝日系)に出演するなど、多忙を極めている。

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