米女子大生の「処女」競売に1万人の男性殺到、入札額は3億円。

2009/01/15 23:15 Written by コジマ

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昨年9月、「学費ローンの返済」を理由に自らの「処女」をオークションに出品して話題となった米女子大生のナタリー・ディランさん(仮名)。カリスマDJのハワード・スターンが番組で紹介したことによって世界中に伝わり、全米から非難を浴びる結果となった。

これに対し、ディランさんは「道徳的なジレンマを抱えてない。自分の処女を利用することがなぜ許されないの? 当然の権利だわ。自分が向上するために持っているものを使うんだから」などと反論。また、処女の真偽については婦人科医による検査と嘘発見器などで立証するとしていた。

この競売に世界中の男性からオファーがあり、入札額は24万3000ドル(約2170万円)を記録。しかし、ディランさんが希望する100万ドル(約8900万円)には及ばなかった。

オークションは終了していないものの、オークションサイトが会員制のため入札額が公表されておらず、続報が途絶えている状態が続いていた。それから約4カ月を経た現在、入札額が370万ドル(約3億3000万円)に高騰していると、英紙デイリー・テレグラフが報じている。

ディランさんは、カリフォルニア州立大サクラメント校ですでに女性学の学士号を取得しているが、継父が彼女と姉名義で学費のローンを組んだため返済に困窮。ネバダ州にある合法売春宿「ムーンライト・バニー・ランチ」で働く姉の勧めにより、自らの体を同売春宿の公式サイトで競売にかけてローンの返済にあてようとしていた。

同紙によると、この競売に「礼儀正しい金持ち」から「ヘンタイ」まであらゆる男性が興味を示し、1万人ほどが入札。3億3000万円という本人の希望を大幅に上回る金額が最高額になっているという。とはいえ、ディランさんは「自分が愛を交わしてもよいと思える人」を希望しており、必ずしも最高入札者と契約するわけではないようだ。

以前の発言で論争を巻き起こしたディランさんだが、今回もデイリー・テレグラフ紙に対して「私は自分の処女を競売にかけているだけで、自分の心を売っているわけではないわ。この競売は、私と落札者の双方にとって利益のあることだと思う」とこのオークションの“正当性”を改めて主張。その一方で、「男性が誰かの処女に対して、これほどの金額を支払うなんて衝撃的。もはや処女を重んじる時代ではないのに」とも語っている。

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