1980年代から20年以上にわたってポップスの女王に君臨し続けているマドンナ。50歳の誕生日を迎えた昨年は、12枚目のアルバム『ハード・キャンディー』をリリースしたほか「ロックの殿堂（The Rock and Roll Hall of Fame and Museum）」入りを果たした。その一方で、米大リーグ、ニューヨーク・ヤンキースのアレックス・ロドリゲス内野手との不倫騒動を機に、夫である映画監督のガイ・リッチーと正式に離婚している。

マドンナには養子を含め3人の子供がおり、養育権をめぐってひと波乱起きると予想されている。長女のルルドちゃんは、実父のいる米ニューヨークで暮らすことを望んでいるそうだ。そんなルルドちゃんが、ニューヨークにある演劇学校「Professional Children's School」に入学すると英紙デイリー・メールが報じた。この報道とともにルルドちゃんの顔写真が紹介されたが、その立派な眉毛が日本のネットなどで話題になっている。

画家のジャン＝ミシェル・バスキアからショーン・ペン（1985年に結婚、89年に離婚）、ジョン・F・ケネディ・ジュニア、プリンス、ウォーレン・ビーティ、元バスケットボール選手のデニス・ロッドマン、ガイ・リッチーまで華麗な男性遍歴を持つマドンナだが、ルルドちゃんは94〜97年に交際したパーソナル・トレーナーのカルロス・レオン氏との間にもうけた長女。96年10月生まれの12歳で、マドンナの幼少時代にそっくりといわれている。マドンナとともにメディアへ露出する機会が多く、マスコミの注目度も高い存在だ。昨年の不倫騒動の際には、ロドリゲス選手の母ローデスさんと同じつづり（Lourdes）のため話題となった。

本人は女優を目指しているとのことだが、母はその夢を快く思っていない様子。昨年には映画「The Secret Life of Bees」の出演依頼が来たものの、マドンナは即座にはねつけたという。しかし、ルルドちゃんは14歳になったら芸能界デビューをしたいと母に懇願しているそう。入学が報じられた「Professional Children's School」は、マコーレー・カルキンやスカーレット・ヨハンソン、サラ・ジェシカ・パーカーらを輩出した学校として有名で、デビューへの布石との見方が強い。

こうして将来が期待されるルルドちゃんだが、デイリー・メール紙が記事に掲載した写真をめぐり、日本では伸び放題の眉毛が話題となっている。その大半が「女優デビューの前に眉毛を手入れすべき」というものだ。過去の写真を見てみるとしっかり手入れしている姿もあるが、左右がつながっている写真がほとんど。同紙のコメント欄を見ても眉毛に言及する読者はいないため、英国人は眉毛の手入れにこだわりがないのかもしれない。ちなみに、母マドンナからは18歳まで男性との交際を禁じられているという。

昨年12月に撮られた水着姿の写真で、「これが12歳か」「将来が楽しみ」など世界中の男性から絶賛されたルルドちゃん。名門校でのレッスンを経て、スクリーンデビューする日はそう遠くないだろう。