ゴールデングローブ賞ノミネート発表、ブラピ主演作などが最多候補に。

2008/12/13 15:41 Written by モノメトロ編集部

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米映画賞の中でも高い権威を持つゴールデングローブ賞。前回は米脚本家組合のストライキの影響で授賞式はかなり寂しいものになったが、今回は来年1月11日にしっかりと開催される予定だ。そんな第66回ゴールデングローブ賞のノミネートが発表され、ブラッド・ピット主演の「ベンジャミン・バトン/数奇な人生」、フランク・ランジェラ主演の「フロスト×ニクソン」、メリル・ストリープ主演の「Doubt」の3作品が最多5部門の候補となっている。

すでに賞レースが始まっている米映画界、ナショナル・ボード・オブ・レビューで「Slumdog Millionaire」、ロサンゼルス映画批評家協会賞で「WALL・E/ウォーリー」、ニューヨーク映画批評家協会賞で「Milk」がそれぞれ作品賞を受賞している。

しかし、ゴールデングローブ賞では「WALL・E/ウォーリー」と「Milk」のほか、空前のヒット作となった「ダークナイト」も作品賞候補から外れた。同賞にノミネートされたのは、ドラマ部門が「ベンジャミン・バトン/数奇な人生」「フロスト×ニクソン」「愛をよむひと」「レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで」「Slumdog Millionaire」の5作品だ。

主演男優賞のドラマ部門にはブラッドピット、レオナルド・ディカプリオ、ショーン・ペンらそうそうたる名優が名を連ね、主演女優賞ドラマ部門もアン・ハサウェイ、アンジェリーナ・ジョリー、ケイト・ウィンスレット、メリル・ストリープらビッグネームが候補となった。メリル・ストリープは「マンマ・ミーア!」で主演女優賞ミュージカル/コメディ部門、ケイト・ウィンスレットは「愛をよむひと」で助演女優賞にもノミネートされている。

一方、助演男優賞はロサンゼルス映画批評家協会賞に続いて2つめの栄誉を狙う「ダークナイト」の故ヒース・レジャー、助演女優賞はこれまでの3賞をすべて手にしている「Vicky Cristina Barcelona」のペネロペ・クルスが注目される。

☆第66回ゴールデングローブ賞 主要部門ノミネート
◆作品賞(ドラマ部門)
「ベンジャミン・バトン/数奇な人生」
「フロスト×ニクソン」
「愛をよむひと」
「レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで」
「Slumdog Millionaire」

◆作品賞(ミュージカル/コメディ部門)
「Burn After Reading」
「Happy-Go-Lucky」
「In Bruges」
「マンマ・ミーア!」
「Vicky Cristina Barcelona」

◆監督賞
ダニー・ボイル 「Slumdog Millionaire」
スティーブン・ダルドリー 「愛をよむひと」
デビッド・フィンチャー 「ベンジャミン・バトン/数奇な人生」
ロン・ハワード 「フロスト×ニクソン」
サム・メンデス 「レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで」

◆主演男優賞(ドラマ部門)
レオナルド・ディカプリオ 「レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで」
フランク・ランジェラ 「フロスト×ニクソン」
ショーン・ペン 「Milk」
ブラッド・ピット 「ベンジャミン・バトン/数奇な人生」
ミッキー・ローク 「The Wrestler」

◆主演男優賞(ミュージカル/コメディ部門)
ハビエル・バルデム 「Vicky Cristina Barcelona」
コリン・ファレル 「In Bruges」
ブレンダン・グリーソン 「In Bruges」
ジェームズ・フランコ 「スモーキング・ハイ」
ダスティン・ホフマン 「Last Chance Harvey」

◆主演女優賞(ドラマ部門)
アン・ハサウェイ 「Rachel Getting Married」
アンジェリーナ・ジョリー 「チェンジリング」
メリル・ストリープ 「Doubt」
クリスティン・スコット・トーマス 「I've Loved You So Long」
ケイト・ウィンスレット「レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで」

◆主演女優賞(ミュージカル/コメディ部門)
レベッカ・ホール 「Vicky Cristina Barcelona」
サリー・ホーキンス 「Happy-Go-Lucky」
フランシス・マクドーマンド 「Burn After Reading」
メリル・ストリープ 「マンマ・ミーア!」
エマ・トンプソン 「Last Chance Harvey」

◆助演男優賞
トム・クルーズ 「トロピック・サンダー/史上最低の作戦」
ロバート・ダウニー・Jr. 「トロピック・サンダー/史上最低の作戦」
レイフ・ファインズ 「ある公爵夫人の生涯」
フィリップ・シーモア・ホフマン 「Doubt」
ヒース・レジャー 「ダークナイト」

◆助演女優賞
エイミー・アダムス 「Doubt」
ビオラ・デイビス 「Doubt」
ペネロペ・クルス 「Vicky Cristina Barcelona」
マリサ・トメイ 「The Wrestler」
ケイト・ウィンスレット 「愛をよむひと」

◆アニメ賞
「Bolt」
「カンフー・パンダ」
「WALL・E/ウォーリー」

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