長渕剛にパワハラ疑惑報道、自筆画800万円落札も関係者か。

2008/12/11 23:59 Written by コジマ

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1977年のデビュー以来、「魂のミュージシャン」として著名人からも支持されるシンガー・ソングライターの長渕剛。昨年は2年ぶりとなる全国ツアーを行い、52歳になった今年はベスト盤『LOVE』『SONGS』をリリース、“魂の盟友”である清原和博内野手の引退セレモニーでは「とんぼ」を熱唱して花を添えた。この影響で、「とんぼ」を収録したアルバム『昭和』とベスト盤『長渕剛 BEST 〜空〜』がオリコンチャートを急上昇するという現象も起きている。

そんな長渕剛にパワハラとセクハラの疑惑が浮上していると、12月11日発売の「週刊文春」が報じた。同誌はこれだけなく、11月23日放送の日本テレビ系「行列のできる法律相談所」の特番で自筆画を800万円で落札されたが、その落札者が長渕剛の関係者だったことにも言及している。

同誌によると、9月7日に行われた誕生日イベントの前日、長渕剛の個人事務所「オフィス・レン」のスタッフ複数人が一度に事務所を去ったという。公式サイトでは「9月に入りまして長渕剛ファンクラブのシステム不具合により電話受付業務、メールでのご返信を停止させていただいておりファンの皆様には大変なご迷惑と心配をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます」とのメッセージが掲載されたが、ファンサイトには事務所で何らかの問題が起きていることを心配する声が寄せられた。

複数のスタッフが辞めたことについて同誌は、長渕剛が女性スタッフへ「好きだ」などのメールを執拗に送って返信がないと怒り、さらには暴力に及んだという関係者の証言を紹介し、事務所の公認会計士がこのセクハラ問題を口実に他のスタッフを誘って事務所を去ったとしている。

また、昨年10月にマネジャーがクビになり、その後の全国ツアーではリクエストしていた肉うどんが時間通りに準備されていなかったことなどから、付き人の男性が「尋常でない」暴力を受け病院に入院したという。さらに、その男性の後を引き継いで身の回りの世話をしていた事務所幹部にも暴力。それぞれのケガの状態は、「まるでドラマのメイクのように顔に赤紫のアザを作っていました」「顔の形が変わるほど殴るというのは、ああいうことを言うのでしょう。翌日マスクで口元を隠していましたが、目が紫に腫れ上がっているのは誰の目にも明らかでした」(同誌より)とのこと。かなりの暴力だったことがうかがえる。

悦子夫人も長渕剛の暴力が原因で肋骨を痛め、病院に1週間程度入院した。悦子夫人にはカフェの経営権を巡って愛車のフロントガラスを割られるなど、夫婦仲も危機を迎えたそうだ。

このほか、「行列のできる法律相談所」の特番で樹齢200年のクスノキに「不動明王」を描いた自筆画が800万円で落札されたが、その落札者について、長渕剛はグッズ販売などで関係が深い会社の社長だとしている。

同誌は長渕剛本人にこれらのことを直撃しているが、パワハラやセクハラなどについては否定。ただ、多くのスタッフが事務所を辞めたことは認めている。また、自筆画の落札については、「仕込み」であることを否定した。

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