父親めがけてツリーを投げた男、留置所で独りぼっちのクリスマスに。

2008/12/05 15:11 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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クリスマスが近づいてきました。日本では「恋人がサンタクロース」という歌のタイトルがよくそれを表現しているように、カップルのお祝い行事としての位置づけが強調されていますが、米国ではやはり「家族」のための祝日というのが伝統です。

しかし、そんな家族だんらんの日を目前に控えたこの季節に、フロリダではちょっとした家族のいさかいが起こっていたようで……。

タンパ市から南にあるパリッシュという町で、先日37歳の男性が父親と口論をはじめ、興奮したあげく、家にあった高さ1メートルほどのクリスマス・ツリーを土台から引き抜き、その父親めがけて投げつけたというのです。幸いツリーは父親には当たらず、怪我にはいたらなかったそうですが、さらにキレた男性は、今度は鉄製の土台を投げつけようとしたそう。

男性の両親がなんとか応戦し、取り押さえたため、事なきを得たそうですが、土台は2キロもある重さだったと言いますから、直撃を喰らっていたら大怪我どころか、命も危ないところでした。

騒ぎに駆けつけた警察に男性は、その場で傷害容疑の疑いで逮捕。すぐに起訴されたそうです。ただし、彼は

「父親にぶつけようとして投げたのではない」

と、犯行を否認。しかし、拘留・取り調べはしばらく続くため、彼は独りぼっちのクリスマスを迎えることになってしまいそうです。

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