「音楽の本場」におけるクリスマス定番ソングのトップ10は?

2008/12/03 11:04 Written by モノメトロ編集部

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もうすぐやってくるクリスマス。恋人や家族と特別な時間を過ごせる日だが、こうしたクリスマス気分を盛り上げてくれるのが定番ソングの数々だ。クリスマスと音楽の本場である英国ではどの曲が人気なのか、英演奏権協会(PRS)が過去5年間のプレイ回数を調査した結果、日本でも人気が高いワム!の「ラスト・クリスマス」が堂々の1位に輝いた。

このランキングは、PRSが過去5年間に英国内でプレイされた曲を集計したもの。PRSは印税を回収する非営利団体のため、印税の額から曲の使用回数を割り出している。

1位の「ラスト・クリスマス」は、1984年にリリースされたワム!の代表曲。日本では当時だけでなく、多くのミュージシャンがカバーしたためたびたび注目度が上昇しており、今年11月にはEXILEのカバーがリリースされた。gooが06年に発表した「クリスマスに恋人と聴きたい『ラブソング』ランキング」でも、1位に輝いている。また、同ランキングで3位だったマライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」も今回4位にランクインした。

2位は、英国とアイルランドのミュージシャンが結成したチャリティープロジェクト、バンド・エイドによる「ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス?」のオリジナル84年バージョン。ボブ・ゲルドフとミッジ・ユーロが手がけた名曲だ。04年にもクリス・マーティン(コールドプレイ)らが参加し、「バンド・エイド20」名義で新録盤をリリースしている。

このほか、ザ・ポーグスの「ニューヨークの夢」、ブルース・スプリングスティーンの「サンタが街にやってくる」などがランクインしたが、日本でも定番になっているジョン・レノン&オノ・ヨーコの「ハッピー・クリスマス(戦争は終わった)」はトップ10入りしなかった。

☆UKクリスマス定番ソング トップ10(PRS調べ)
1位 「ラスト・クリスマス」 ワム!
2位 「ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス?」(84年バージョン) バンド・エイド
3位 「ニューヨークの夢」 ザ・ポーグス
4位 「恋人たちのクリスマス」 マライア・キャリー
5位 「サンタが街にやってきた」 ブルース・スプリングスティーン
6位 「ストップ・ザ・カヴァルリー」 ジョナ・ルウィ
7位 「アイ・ウィッシュ・イット・クッド・ビー・クリスマス・エヴリデイ」 ウィザード
8位 「メリー・クリスマス・エヴリバディ」 スレイド
9位 「ロンリー・ディス・クリスマス」 マッド
10位 「ホワイト・クリスマス」 ビング・クロスビー

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