ソフトバンクがケータイの説明書を3分の1に、詳しい冊子は有料で。

2008/11/18 15:31 Written by Narinari.com編集部

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昔に比べると、最近のケータイは購入時に付属するものがシンプル。かつては当たり前のようにセットになっていたACアダプタや卓上ホルダ、ストラップなども同梱されず、必要に応じてユーザーが購入する方式が一般的になっている。そうした流れを受け、ソフトバンクモバイルが冬商戦向けの新モデルの一部から、取扱説明書を簡略化すると発表した。従来の分厚い取扱説明書は付属せず、内容を3分の1程度に削った簡単なものだけを同梱する。

対象となるのは「AQUOSケータイ FULLTOUCH 931SH」と「930SH」のシャープ製2機種。すべての機能を説明する従来型の取扱説明書を見直し、ユーザーが利用することの多い基本的な操作方法や新機能の説明を中心にしたものに刷新した。

詳細な取扱説明書が必要なユーザーには、別途有料の冊子を用意(※取り寄せ)するほか、ウェブサイトから無料でダウンロード提供する。ソフトバンクモバイルはこれまでも、請求書に代わる「オンライン料金案内」や、申込書を使わない「ペン入力によるパソコンでの電子受付」、個装箱の小型化といった紙資源の削減に取り組んでおり、今回の取扱説明書簡略化の措置も、そうした取り組みの一環だ。

冬商戦向けのモデルでは「AQUOSケータイ FULLTOUCH 931SH」と「930SH」のみの導入となるが、2009年春以降に発売されるモデルは、ほとんどが簡略化されたマニュアルとなる予定。もともと「説明書はあっても読まない」「厚すぎて読む気がしない」という声も少なくないだけに、この取り組みはほかのキャリアにも影響を与えそうだ。

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