残留か移籍か、FA宣言した三浦大輔投手ブログに600件以上のコメント。

2008/11/18 10:59 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


「ハマの番長」こと横浜のエース・三浦大輔投手がFA権を行使した。三浦投手は現時点では残留と移籍の可能性を「五分五分」としているが、早い段階から獲得に興味を示してきた阪神入りを報じるメディアが多く、横浜ファンにとっては気が気でない状況だ。そうした中、三浦投手は公式ブログ「ハマの番長」でFA宣言したことをファンに向けて報告。このエントリーに、600件を超えるコメントが殺到している。

寄せられたコメントには横浜ファンの「ずっと『ハマの番長でいて欲しい』」「横浜を見捨てないで欲しい」、阪神ファンの「『虎の番長』になってくれると信じてます」「阪神の力になってください」という、それぞれの立場から「欲しい」と願う声も並んでいるが、ほかの球団のファンも含め、全体的には「三浦投手自身が後悔しない答えを」と、残りの野球人生に悔いを残して欲しくないとのムードが強い。

もちろん、横浜は今季セ・リーグ断トツの最下位に沈んだ上に、長年チームを支えてきた鈴木尚典外野手が引退、石井琢朗内野手が移籍、相川亮二捕手がメジャーを視野にFA宣言と、悲しいニュースが続いている中でのエース流出危機だけに、横浜ファンが複雑な心境であることには違いないが、三浦投手は前回FA権を行使した2002年には横浜に残留(→6年契約)していること、また、17年間に渡って横浜に尽くしてきたこと、そして34歳という年齢などから、少なくともネットでは「2度目のFAは野球人生の最後を楽しんでも良いのではないか」との理解を示すファンが少なくないようだ。

一部では残留を求める署名活動計画も浮上していると報じられており、ファンを大事に思う三浦投手の心がどのように揺らぐのかはまだわからない。残留か、移籍か。他球団との交渉は20日から始まる。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.