ダチョウ倶楽部の「おでん芸」秘話、マネージャーがテレビ番組で告白。

2008/11/08 18:00 Written by Narinari.com編集部

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ダチョウ倶楽部の数あるリアクション芸の中でも、代表格と言えるのが「おでん芸」。目の前に用意されたアツアツのおでんを、上島竜平が口ではなく、頬や目などのほかの部分で受け止め、「アチチチチチッ!」と狼狽することで場を盛り上げる定番の「芸」だが、この「おでん芸」にまつわる秘話が、11月8日放送の日本テレビ系「専テレgo!go!」に出演した太田プロダクションの重成静香マネージャーによって明かされた。

重成マネージャーによると、この「おでん芸」で使用するおでんは、出演する番組スタッフが用意するのではなく、すべて重成マネージャーが用意しているという。そのため、上島竜平をはじめ、「おでん芸」に巻き込まれるタレントがケガをしないように温度管理などを徹底。ただ、ぬるいおでんだと湯気が立たないため、ある程度湯気を出してリアリティを追求しつつ、ケガをしない温度を調整するのが難しいそうだ。

また、「おでん芸」に使われるおでんの具材の煮込みが足りないと美味しそうに見えないため、特に大根の「出汁のしみこみ具合」にはこだわっているのだとか。肥後克広と寺門ジモンの振り、上島竜平のリアクション、そしてマネージャーの努力が三位一体となって、初めて「おでん芸」は「芸」として成立しているわけだ。

この「おでん芸」に対する番組側からの要求は関東と関西では異なるようで、関西は本気で熱いおでんを用意するよう求めてくるのだという。そのため、マネージャーとしては番組側の要求とダチョウ倶楽部の安全への配慮との狭間で、難しい判断を下す必要があるようだ。

これから寒い冬を迎えるにあたり、ダチョウ倶楽部への「おでん芸」の発注が増えているそう。テレビ番組で目にした際に、陰で支えるマネージャーの努力があっての「おでん芸」であることを意識すると、また見方が変わってくるかもしれない。

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