繊細すぎる? チェ・ホンマンが「悪質な書き込み」で22キロ痩せる。

2008/11/02 13:21 Written by Narinari.com編集部

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10月10日に韓国最大のSNS「サイワールド」で開設しているミニブログで「死にたい…」と漏らし、ファンや韓国メディアが騒然とする事態へと発展したチェ・ホンマン選手。身長218センチの巨体でK-1のリングに立つ姿からは想像しづらいほど繊細な心の持ち主で、心優しいファイターであることは以前から知られていたが、有名人の自殺が相次ぐ韓国だけに、「死にたい…」という言葉は重く受け止められていた。

結局、この騒動はチェ・ホンマン選手がすぐに撤回、ミニブログも削除したことで収束したが、韓国tvNテレビのトーク番組「タクシー」に出演した際に、「死にたい…」と書いた理由や、持病の脳腫瘍に絡む徴兵問題への苦悩を語ったと朝鮮日報が伝えている。

同紙によると、「死にたい…」と書いた理由は「すごく興奮し、憂鬱な気持ちで衝動的に書いたもの」と説明。さらに「これまでデマでかなりストレスが溜まっていた。僕が運動で減量したという報道があったが、それは間違いで、ストレスで22キロ減った。悪質な書き込みが増えるほど人目を避けるようになり、街中でも人々が僕の話をしているようで辛かった」と、体重が激減するほどの苦悩を味わったと告白したという。

ちなみに、公式プロフィールのチェ・ホンマン選手の体重は160キロ。この告白通りなら、現在は130〜140キロの間まで体重が落ちてしまったようだ。

チェ・ホンマン選手は兵役に就かず、脳腫瘍を抱えながらK-1のリングに上がっていたことや、脳腫瘍の手術を受けた直後に映画「特命係長 只野仁 最後の劇場版」の撮影に参加していたこと、先日行われた「K-1 WORLD GP 2008 IN SEOUL FINAL16」のバダ・ハリ戦で途中棄権したことなどを理由に、韓国のネットユーザーから激しい非難を受けている。

こうした韓国内での反発に、チェ・ホンマン選手は「韓国人であることを誇りに思って戦ってきたが、今では移民したい心情」「韓国を離れて外国で暮らしたい」(いずれも昨年8月の朝鮮日報のインタビューより)と心情を漏らしたこともあり、近年は母国に疲れているかのような発言が目立つ。

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