世界で最も素晴らしいワイン生産地トップ10、新興地域が躍進。

2008/10/27 10:08 Written by モノメトロ編集部

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西洋料理に欠かせない存在のワイン。その味わいから価格まで、産地によって千差万別で、それぞれに特徴のあるものを送り出している。また、近年は米国やオーストラリア、チリなど「ニューワールド」と呼ばれる地域のワインが脚光を浴びている。こうした中で旅行情報サイト「トリップアドバイザー」が、「世界で最も素晴らしいワイン生産地(THE WORLD’S MOST WONDERFUL WINE DESTINATIONS)トップ10」を発表した。伝統的な生産地であるフランス・ボルドーが1位に輝いて面目を躍如したが、「ニューワールド」の米カリフォルニア州ナパ・バレーが2位と健闘し、3位は「キャンティ」で有名なイタリア・トスカーナが選ばれた。

このランキングは、同サイトの編集者と旅行者の人気投票によって決定したもの。世界各地のワイン生産地を対象としている。

「世界最高の産地」の呼び声も高いボルドーが堂々の1位を獲得したが、このランキングで目立つのが「ニューワールド」の躍進だ。2位のナパ・バレーのほか、オーストラリアのバロッサ・バレーが5位、ナパ・バレーと同じカリフォルニアのソノマ・バレーが7位、チリのバレ・セントラルが8位、南アフリカのステレンボッシュが9位、ニュージーランドのマールボローが10位と、半数以上が「ニューワールド」となっている。

一方、フランスはボルドーのほか発泡ワインの産地であるシャンパーニュが4位となったが、ブルゴーニュはランク外。白ワインの名産地として名を馳せているドイツは、どの産地も選ばれなかった。

[世界で最も素晴らしいワイン生産地トップ10]
1位 ボルドー(フランス)
2位 ナパ・バレー(米国)
3位 トスカーナ(イタリア)
4位 シャンパーニュ・アルデンヌ(フランス)
5位 バロッサ・バレー(オーストラリア)
6位 ラ・リオハ(スペイン)
7位 ソノマ・バレー(米国)
8位 バレ・セントラル(チリ)
9位 ステレンボッシュ(南アフリカ)
10位 マールボロー(ニュージーランド)

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