お楽しみのストリップが一転、ダンサーの靴に当たった男性が提訴。

2008/10/20 16:39 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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日本でも人気急上昇中の「ポールダンス」。いわゆるいかがわしい場所で、女性が肌も露わにしてエロっぽいポーズを取る従来のイメージから、昨今ハリウッド・スターやトップ・モデルたちが「エクササイズ」として取り入れ始めたのをきっかけに、一般の人も楽しむようになりました。ただ、ポールに体を絡めてくねくねしているダンスというよりは、最近のポールダンスはアクロバットの要素が強くなっているようです。かなりのトレーニングを積まないと、セクシーに見えないとか……。

しかし、ポールダンスとストリップ・ショーは切っても切れない関係。一番の売れ子のことを「センターポール」(舞台の中心にある最も目立つポールのこと)と呼ぶほどです。ここ数年の「エクササイズ」要素の影響も受けて、ストリップのショーでも、かなり高度な技を見せてくれるダンサーもいると言います。

しかし先日、フロリダのストリップ・クラブ「ブーティ・トラップ」では、ダンスがちょっと激しすぎたようです。ポールに絡まってクルクルと回転していたあるダンサーのハイヒールが、遠心力ですっぽりと脱げてしまい、それがお客さんの座席の上部にあったガラスを直撃。客の男性が、ガラスと落ちてきた靴に当たって大ケガをしてしまったというのです。

眉毛の近くを切られた男性は、縫合してもらわないといけないほどの深いキズを負い、靴が当たったせいで鼻血を出し(エロいダンスに興奮していただけという気もするけど……)、その後は不定期ながら頭痛にも悩まされているとか。

このダメージに憤慨した男性は、先日クラブを相手取り損害賠償の訴訟を起こしたそうです。15,000ドルという金額ですから、かなりの要求ですね。訴えられたクラブのマネージャーは、

「救急隊員に応急処置は受けていたけれど、そんなに酷いケガとも思えなかった」

と戸惑いを隠せない様子です。

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