DAIGOが紅白出場断念? 大叔父の衆院選出馬でNHK「出禁」に。

2008/10/16 23:58 Written by コジマ

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おバカキャラと「おじいちゃん(竹下登元首相)ネタ」で大ブレイク中のDAIGO(☆STARDUST)。10月からフジテレビ系「笑っていいとも!」の水曜レギュラーに抜擢されるなど、勢いはますます盛んになっている。その一方で、8月にはブレイクのきっかけとなった「おじいちゃんネタ」の封印を宣言。理由は「おじいちゃんが枕元に立った」とのことだったが、総選挙を控えた自民党からの圧力ではないかという憶測も飛び交っている。

そんなDAIGOが、またもや政治絡みで活動が制限されることとなった。竹下元首相の弟で、DAIGOには大叔父にあたる竹下亘氏の衆院選出馬(島根2区から立候補予定)に際し、NHKが事実上の「出禁宣言」をしているというのだ。このニュースを報じた東京スポーツは、「紅白歌合戦」への出場の可能性もなくなったのと同じとしている。

この「出禁宣言」は、10月2日付でNHKの編成局・編成センターから告知された内部文書によって判明したもの。「ニュース・番組など放送での取り扱いを注意する人物について」と題された内部文書は、DAIGOが竹下亘氏の選挙活動を事実上、応援していると説明し、「ニュース・番組で取り上げることは避けるとともに、出演交渉は控えてください」と通達している。「また、これまでにNHKでこの人物を取り上げた実績は確認できませんが、万が一、過去にニュースや番組で取り上げた映像があった場合でも、再使用や再放送には、充分注意してください」とする徹底振りだ。

これは、DAIGOを出演させることで竹下亘氏の支持へつながることを恐れてのことで、NHK側も同紙の問い合わせに対して「番組出演者の決定に当たって、視聴者の皆さまからNHKの政治的公平性に疑念を持たれることがないよう慎重に配慮しています」(同紙より)と回答している。竹下亘氏がDAIGOとの関係を強調して選挙活動を行っているとのことで、NHKはこの処置をやむを得ないと判断したようだ。

しかし、NHKのこうした対応について、デーブ・スペクター氏が激しく批判。米国では有名人が特定の政治家への支持を公表しても問題ないことを例に挙げ、「一部からの抗議に弱い日本のマスコミが問題」「こういう風にダーティーな感じで扱うのは営業妨害に当たりますよ」(同紙より)とのコメントを寄せている。

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