NECが「LaVie Light」でネットブックに参入、国内大手では2社目。

2008/10/16 16:11 Written by Narinari.com編集部

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ASUSの「Eee PC」の登場以降、活況を極めるネットブック(低価格&小型ノートパソコン)。台湾のASUSやAcerに加え、デル、HP、ソーテック、東芝などが参入しているほか、富士通も来年夏をめどに製品を発売することを明らかにしている。そんなネットブック市場に国内パソコンメーカーの雄・NECが参戦。「LaVie Light」を11月上旬に発売することになった。価格は65,000円前後になる見込み。

「LaVie Light」は8.9型ワイド液晶を搭載した、NEC初のネットブック。「手軽にインターネットやメールを利用したい」というニーズに応えるべく、開発が進められてきた。NECのノートパソコンは「LaVie」と名付けられているが、「LaVie Light」はメインよりもサブとしての利用を想定し、手軽さを強調する意味合いが「Light」に込められている。

スペックはCPUにAtom N270(1.60GHz)、チップセットにGPU内蔵のIntel 945GSE Express、1GBメモリ、160GB HDD、8.9型ワイド液晶(1,024×600ドット)、IEEE 802.11b/g無線LAN、Ethernet、SDカードスロット、131万画素Webカメラなど。OSはWindows XP Home Editionを搭載している。キーボードは国内メーカーの製品らしく、日本語キーボードとして入力しやすさを追求した設計で、17ミリと広めのキーピッチ、2ミリのキーストロークを採用した。

重量は1.17キロで、ネットブックとしては標準サイズ。耐圧150kgfと堅牢性にもこだわり、常に持ち歩くモノだからこそ求められる「丈夫さ」に配慮している。バッテリ駆動時間は約2.6時間とやや短いのは残念なポイントだが、バッテリの大きさとの兼ね合いで、現時点ではこれが限界だったようだ。

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