運転中に「猫のケンカの仲裁」原因で車が横転、あわや大惨事に。

2008/10/15 16:48 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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米国では、車にペットを乗せて運転している人をよく見かけます。窓を少し下ろして、そこから犬が顔を出しているのですが、アレって何かの本能的な習性なんでしょうか?本当に沢山の犬がやっているのです。顔に風が当たって気持ちよさそうにしていますが、何かの拍子に体ごと車内から投げ出されてしまったら、正直危ないですよね。なので見るたび、ちょっとハラハラしてしまいます。

それにペットを車に乗せるのは、ほかの安全面でも問題があります。それは運転手がペットに気を取られ、事故を起こしてしまう可能性です。今回、コロラドで起こった事故もそんなペットが原因の出来事でした。

ハイウェイで突然、横倒しになった車。それを運転していた女性の前方不注意と、ハンドルの切り損ないが原因だったのですが、なんでも彼女は車内でケンカを始めた猫2匹を落ち着かせようとして、運転よりもそちらに気を取られてしまったのです。

幸い女性は軽いケガですみましたが、下手をすれば他の車も巻き込んで大惨事になるところでした。彼女は「不注意の運転」で書類送検され、処罰が課されることになるそうです。まあ、当たり前でしょうねぇ。

余談ですが、以前よくハリウッドのセレブが小型犬をひざに置いた状態で、ハンドルを握っているのを目撃されていました。実はコレも問題視されて、先月とうとうカルフォルニア州では、

「ペットをひざに乗せて運転したら、罰金35ドル」

という法律が作られたとか。かわいいペットとドライブは楽しいけれど、まずは安全第一ですよね。

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