人気スポットから有名人のオススメまで、47都道府県の「観光力」。

2008/10/14 23:01 Written by コジマ

このエントリーをはてなブックマークに追加


行楽にぴったりな季節を迎え、旅行の計画を立てている人も多いのでは? しかし、原油高騰による燃油サーチャージ導入で海外旅行の敷居は高くなる一方。そのため、国内旅行を選択する人が増えているが、そんな旅の計画に役立つ「47都道府県の『観光力』」調査を、雑誌「ダイム」が特集している。読者1000人を対象にした「行ってよかった観光スポット」や「行ってみたい観光スポット」から、有名人や外国人観光客オススメのスポットまでを紹介。旅行前に必見の特集だ。

まず、同誌読者1000人が選ぶ「行ってよかった観光スポット」の1位は、「東京ディズニーリゾート」(千葉県)。10月1日には世界的エンターテイメント集団、シルク・ドゥ・ソレイユの専用劇場がオープンするなど、25周年を迎えた今年も目が離せない存在だ。2〜4と6、7位は「函館」「札幌」「知床」「富良野」「小樽」と北海道のスポットが並んでいる。5位に「上高地」(長野県)、8位に「箱根」(神奈川県)、9位に「日光、奥日光、鬼怒川」(栃木県)など、全体的に東日本が大半を占めた。

一方、「行ってみたい観光スポット」でも東京ディズニーリゾートが2位となったが、それを抑えて1993年に世界自然遺産へ登録された「屋久島」(鹿児島県)が堂々の1位。3位は「旭山動物園」(北海道)、4位は「美ら海水族館」(沖縄県)、5位は「知床」(北海道)、6位は「石垣島」となっており、南北の自然に憧れる人が多いことが浮き彫りになった。

また、日本を訪れる外国人観光客によるオススメのスポットでは、従来の京都・奈良などはトップ10圏外となっており、「ニセコ」(北海道)、「白馬」(長野県)のスキーリゾートがトップ2を占めた。オーストラリア人が大挙して訪れることが話題になっているニセコだが、推薦者が最も多かったのは香港人だという。「立山・黒部」(富山県)も3位に入っており、日本の雪山人気は今後も高まっていきそうだ。4位は「石垣島・離島」(沖縄県)、5位は熊野古道が世界遺産入りした「南紀」(和歌山県)となっている。

有名人によるイチオシの観光スポットでは、各県の出身者やゆかりの人物が紹介している。山形弁アイドルの佐藤唯は、同県内の「蔵王の御釜」「チェリーランド」「上山温泉街」を推薦。熱海通である阿藤快は「熱海親水公園」を勧めており、島根を愛するクリエーター、フロッグマンは「一畑電車」「西谷3号墓側面」というマニアックなスポットを紹介した。さらに、温泉ライターの山崎まゆみ氏はマイベスト温泉として「とちぎ にごり湯の会」(栃木県)、ラーメン通で知られるZAZEN BOYSの向井秀徳はイチオシのラーメン屋として「長崎亭」(福岡県)を挙げている。

同特集ではこのほか、ドラマ化・映画化された人気漫画「砂時計」のロケ地である「サンドミュージアム」(島根県)や、源氏物語の1000年記念行事で盛り上がる「源氏物語ミュージアム」(京都府)などの最新観光スポット、体験型・エピソード型に分けた観光スポット、泉麻人氏による「東京レトロ散歩MAP」、各都道府県観光課が教授する「いま人気、注目のご当地グルメ&手みやげ」などを紹介。秋の行楽の参考にしてみてはいかが?

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.