価格下落続く16GBのSDHCメモリカード、3,000円台が主戦場に。

2008/10/13 10:40 Written by Narinari.com編集部

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ネットブックやノートパソコン、デジカメの記憶媒体として人気の大容量タイプのSDHCメモリカード。現在、規格上の上限容量である32GBの製品まで市場に出回っているが、その中でも16GBの製品の価格下落が目立ち、非常に買いやすい状況になってきている。

価格.comの調査によると、10月13日現在、16GBのSDHCメモリカードは3,680円の値付けをするショップが続出。安いほうから順に、1位から13位までが3,000円台で販売している。実際には送料を必要とするショップもあるため、トータルでは3,000円台で購入できないケースもあるが、送料不要のショップもチラホラ。16GBのSDHCメモリカードの主戦場は完全に3,000円台へと突入している状態だ。

16GBのSDHCメモリカードは今年1月、低価格のメモリカード製品で知られるエバーグリーンが1万円を切る9,999円の製品を投入し、話題を呼んでいた。それを基準にすると、わずか9か月で3分の1近くまで価格が下落していることになる。全般的にメモリカードは価格の下落幅が大きい製品カテゴリだが、それにしても相当なスピードでの下落だ。

ちなみに、32GBのSDHCメモリカードは格安の製品でもまだ2万円前後の攻防が続いており、それだけに余計16GBのSDHCメモリカードの「お買い得感」が際だっている(32GBも年初に比べると半額近くまで下落してはいるのだが)。

価格の「底」を見極めるのは難しいが、16GBのSDHCメモリカードに関してはまだ下落する余地があるとの見方が強い。ただ、十分に購入しやすい価格帯に突入している今なら、どのタイミングで買っても値頃感があるのは確か。ネットブックやノートパソコン、デジカメなどで大容量のデータを扱う機会が多いなら、そろそろ購入を検討してみてはいかが?

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