糸井重里の「徳川埋蔵金」が9年ぶりに復活、14日にTBS系で特集放送。

2008/10/12 14:39 Written by Narinari.com編集部

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1990年にバラエティ番組「ギミア・ぶれいく」(TBS系)内のコーナーとして始まり、幾度となく群馬県・赤城山での発掘の様子を伝えてきた「徳川埋蔵金」特番。そこに眠っているとされる埋蔵金は江戸幕府の御用金360万両、現在の貨幣価値に換算すると数百億円から数千億円とも言われている。

一連の「徳川埋蔵金」特番を陣頭指揮していたのは、言わずと知れた糸井重里だ。TBSのバックアップを受けた糸井重里率いるプロジェクトチームは、最後の放送となった1999年の年越し特番まで、ハイテク機材や大型の重機を駆使して掘り進めてきた。残念ながら現在までに「徳川埋蔵金」そのものはおろか、そこに至る決定的な証拠も発見されていないが、埋蔵金はある種のロマン。本当に発掘されれば世紀の大発見となる埋蔵金伝説に賭ける男たちの熱い人間ドラマを、多くの視聴者が楽しんできた。

そんな「徳川埋蔵金」プロジェクトが一応のピリオドを打ってから9年。ついに再始動のときがやってきた。TBS系で10月14日からスタートする新番組「キミハ・ブレイク」の初回特集として、「黄金スペクタクルロマン 篤姫は知っていた!徳川埋蔵金大発掘!決着の時!」が放送されることになったのだ。この番組に向けた番組宣伝がすでに流れているほか、11日には過去の「徳川埋蔵金」発掘の歴史を振り返る番組が放送されているので、期待に胸を膨らませている人も多いのではないだろうか。

今回の特集に向けて、糸井重里のサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」では10月3日に発掘現場からのリポートを掲載。ユンボを使って掘り進められた発掘現場の「穴」の写真が数枚掲載されており、今回もかなり大がかりな作業になっている様子がうかがえる。

ネットでは「収録の段階で発見されていればもうニュースになっているのでは?」などの声も出ているが、それを言ってしまうのは野暮というもの。どのような経緯で再始動に至ったのか、そして真剣に発掘に取り組む人々がどのようなアプローチで「徳川埋蔵金」に挑むのか。平成の世に数少なくなった「ロマンを感じられる番組」を、純粋無垢な気持ちで楽しみたいところだ。

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