爬虫類園に忍び込んだ豪州の少年、飼育動物をワニに食べさせる。

2008/10/03 17:57 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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子供のイタズラも時には過激になりすぎて、微笑ましいとかいうレベルでは収まりがつかないワケで……。

豪州北部にある爬虫類園「Alice Springs Reptile Centre」で先日起こった事件なのですが、7歳の少年が早朝の園内に忍び込み、カメやトカゲなどを飼育ケースから取り出すと、それらを同園で飼育されているワニが泳ぐプールに投げ込んでしまったのです。

このワニ「テリー」は体長3メートル、体重200キロと大型で性格もアグレッシブ。投げ込まれた爬虫類は、テリーとお友達になれるハズもなく、バクバクと朝ごはんになってしまいました……。

少年がこれら爬虫類を投げ込んでいる様子が監視カメラで写されていたため、犯人と判り身元も判明したそうですが、さも面白そうにワニが「食事」しているところを眺めていたそうで。まあ、事の重大さがわかっていないってこともあるんでしょうが、さすがにやり過ぎです。

しかし、もちろんのこと同園関係者はカンカンです。食べられた動物たちは飼育が大変で、簡単に代わりを見つけることも難しいとか。さらに少年が若年なため、司法では彼を罰することが出来ないそう。これがさらに関係者を怒らせているそうで、彼らは今後、民法裁判で損害賠償などを求めていくそうです。

故クロコダイル・ハンターのスティーブ・アーウィンが聞いたら、子供も動物も大好きな彼のこと、きっと悲しがることでしょうねぇ。

とりあえず、少年は親からガッツリとお仕置きをしてもらいたいものです。

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