かつみ・さゆりの「ボヨヨンラーメン」復活、千葉に11月オープン。

2008/10/03 15:13 Written by Narinari.com編集部

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財テクの失敗で作った億を超える借金を返済するため、夫婦でさまざまな事業に手を出している吉本興業所属のお笑い芸人のかつみ・さゆり。そんな夫婦芸人が出店したラーメン店として話題を呼んだものの、今年6月30日をもって閉店していた「ボヨヨンラーメン」(正式名称は「ボヨヨンラーメンウマインジャー」)が、場所を大阪から千葉に変え、「復活」することが明らかになった。

「ボヨヨンラーメン」は戦隊モノの格好をしたさゆりの写真を掲げ、ド派手な真っピンクの看板が目印のラーメン店。昨年11月から今年6月までの7か月間、大阪・都島に構えていた店舗は店内がピンクで埋め尽くされており、壁面からレンゲに至るまでピンクだらけ、ハート型のミラーにシャンデリアが飾られているという、およそラーメン店とは思えないような装飾が目を引く店だった。

また、看板メニューの「しあわせラーメン」の麺は梅を練り込んでピンクにしたもので、価格は600ボヨ(※ボヨは「ボヨヨンラーメン」の店内でのみ通用する通貨単位で、1ボヨ=1円換算)。そのビジュアルは奇抜だが、味も価格もごく平均的なラーメン店との評価が多かったようだ。

閉店に至った理由は推して知るべし。オープン時には開店前に行列ができ、また、かつみ・さゆりが出演するテレビ番組で盛んに宣伝をしていたため、それなりに賑わっていたのだが、次第に「味が平凡」「風俗店のようで落ち着かない」といった諸々の理由から客足が遠のき売上が激減。結果、わずか7か月という短かい期間で閉店を余儀なくされてしまった。

閉店の際には、かつみ・さゆりの連名で書かれた直筆の「ご報告」を公式サイトに掲載。その最後には「かつみさんが言っております!! 『あなたの町にアイルビーバック!!』 そうなれるようとにかくまたまたがんばりまーっちゅ」との記述があった。ただ、本当に「アイルビーバック」することになるとは、恐らく、このとき誰も想像できなかっただろう。

「復活」する店舗は、千葉県稲毛区にあるショッピングモール「ワンズモール」内の「ラーメン劇場」。現在6つのラーメン店が軒を連ねる同施設が全店入れ替えするのに伴い、「ボヨヨンラーメン」も入居することが決定した模様だ。また、「復活」に合わせ、味のほうも改良が加えられるという。オープンは11月15日を予定している。

これまでスナック「プルプルどん」や100円ショップ「ピコピコどん」の経営、オパールドットマグナムプレコ(珍種なまず)やオオクワガタの繁殖、そして現在は猫のマンチカンのブリーダーと、ことごとく事業に失敗しているかつみ・さゆり。再び始動する「ボヨヨンラーメン」で借金完済への道は開けるだろうか。

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