NTTドコモとソフトバンクも「Touch Diamond」と「Touch Pro」を発売。

2008/09/18 18:43 Written by Narinari.com編集部

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台湾のHTCが開発した「Touch Diamond」と「Touch Pro」は、「iPhone対抗」を謳う話題のスマートフォン。日本では「Touch Diamond」がイー・モバイルから、「Touch Pro」をベースにした「E30HT」がKDDIから発売されるが、これに続き、NTTドコモとソフトバンクからも、両機種が発売されることが明らかになった。

発売時期はイー・モバイルの「Touch Diamond」は10月、KDDIの「E30HT」は来春を予定しているが、ソフトバンクは年内の発売に向けて準備を進めている。この速い動きの影響を受けそうなのはKDDIで、ほぼ同一の端末を「E30HT」よりも早く発売されてしまうため、「au初のスマートフォン」とのインパクトが薄らぐ可能性は否めない。また、NTTドコモについては、両端末のローカライズ作業を行っているものの、発売時期についてはまだ未定だ。

「Touch Diamond」と「Touch Pro」の違いはキーボードの有無(「Touch Pro」はキーボードあり)とメモリ容量などで、基本的なスペックは共通の部分が多い。液晶は2.8インチ(VGA)のタッチスクリーン、OSはWindows Mobile 6.1、320万画素カメラ、ほかに802.11b/g WiFi、Bluetooth 2.0 with EDRなどを搭載している。特徴的なのは「TouchFLO 3D」と呼ばれるタッチスクリーンを使用したインターフェース。「iPhone」の操作感とはまた異なるが、同じように指で直感的な操作ができる仕組みだ。

全キャリアに端末を供給するなど、HTCは日本におけるスマートフォン市場で頭一つ抜け出している。今後市場を活性化させ、拡大していくためにも、日本のメーカーの奮起にも期待したいところだ。

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