「笑う犬」が一夜限りで復活、「小須田部長」など伝説キャラも。

2008/09/11 22:09 Written by コジマ

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ウッチャンナンチャンやネプチューンらが出演し、数々の名作コントやキャラクターを生み出してきたフジテレビ系バラエティー番組「笑う犬」シリーズ。2003年10〜12月放送の「笑う犬の太陽」でその歴史に幕を閉じたが、深夜時代の「笑う犬の生活」(98年10月〜99年9月)やゴールデンタイム進出後の「笑う犬の冒険」(99年11月〜01年9月)が同局のCS放送「フジテレビ721」で再放送されるなど、現在も高い人気を誇っている。

そんな「笑う犬」シリーズが、「笑う犬2008・秋」として一夜限りで復活することが発表された。ウッチャンナンチャンやネプチューン、中島知子(オセロ)、遠山景織子、ビビる大木といったかつてのメンバーに加えて柳原可奈子、狩野英孝、我が家ら若手芸人も出演し、内村ワールド全開の新作コントを披露する予定だ。また、「小須田部長」など伝説のキャラクターも復活するという。放送日時は9月30日の午後10時半〜午後11時24分。

「笑う犬」シリーズは、ウッチャンナンチャンの内村光良によって立ち上げられた番組だ。まだ若手だったネプチューンとともにコント重視のバラエティーを展開し、深夜番組ながら高視聴率を記録。たった1年という異例の早さでゴールデンタイムへ進出した。

ゴールデン進出後もその勢いは止まらず、同時間帯のNHK大河ドラマ「葵徳川三代」初回に視聴率で勝利している。また、当時露出の少なかった宇多田ヒカル(ゲスト)やベッキー(レギュラー)、宮藤官九郎(構成作家)らを起用した点も興味深いところだ。ちなみに、フジテレビのキャラクター「ラフくん」は、同番組のキャラクター「笑う犬」の息子という設定となっている。

今回の復活では、「笑う犬」メンバーと若手芸人たちの魅力を最大限に引き出しつつ「内村ワールド全開のガチコント」を展開するという。また、「笑う犬の生活」から「笑う犬の冒険」で放送された左遷サラリーマン「小須田部長」、桃井かおりをイメージしたキャラクター「ミル姉さん」、緊迫した場面に現れ土下座1つでおさめてしまう「関東土下座組」などの名物キャラクターも復活。「小須田部長」は中学生時代のエピソードが披露される予定だ。

放送終了から5年、「笑う犬」がどんな新しい笑いを見せてくれるか、いまから期待が膨らむところ。CDデビューした「はっぱ隊」や「トシとサチ〜梅屋敷の若者のすべて」、「ハンサム侍」、「テリーとドリー」、「トラ男」といったアクの強いキャラクターたちの復活にも期待したい。

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