アップルの「App Store」ダウンロード数が全世界1億本を突破。

2008/09/11 11:28 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


7月11日にアップルが開設したアプリケーションストア「App Store」。「iPhone」と「iPod touch」の機能を充実させるアプリケーションが、両端末から直接ダウンロード購入できるオンラインストアだが、この「App Store」のアプリケーションダウンロード数が、わずか2か月で1億本の大台を突破した。

「App Store」で提供されているアプリケーションは、現在3,000本以上。その90%以上が販売価格10ドル以下で、600本以上は無償と、ユーザーが手に入れやすい環境が整っている。「iPhone」と「iPod touch」での直接ダウンロードのほかに、Mac、Windowsの双方の「iTunes」から購入することも可能だ。

ちなみに、アップルのオンライン音楽配信サービス「iTunes Music Store」は、1億曲の大台を突破するまでに約14か月を要している。「App Store」は無料のアプリケーションも多いこと、また、サービス立ち上げ当初から全世界で提供されていることなどの違いがあるので単純比較はできないが、「App Store」が多くのユーザーからアクティブに利用されていることが分かるだろう。

「App Store」の活況はアプリケーションの開発者にも大きな利益をもたらしており、アプリケーションを販売しているJott社のジョン・ポラードCEOは「今日までに何十万本もダウンロードされており、これは弊社にとって大きな成功になっています」、18歳のある開発者は「夏のアルバイトとしてはこれまででいちばん儲かったのは確実」「最初のひと月のApp Storeの売上で8,000ドル以上も稼いだ」と喜びを語っている。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.