「本当にウマい」コーヒーチェーンはどこ? 有名10店舗を大比較。

2008/09/09 23:58 Written by コジマ

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エスプレッソを主力としてテイクアウトや飲み歩きが可能な「シアトルスタイル」が米国から上陸して以来、街にはカフェチェーンが乱立している。近年は米国同様にファストフード店も参戦し、「コーヒー戦争」は混乱を極めている状態だ。

こうしたカフェチェーンの中で「本当にウマい」のはどこなのか、9月4日発売の「月刊サーカス」が有名チェーンを比較して決定した。

この調査は、コーヒーファクトリー代表取締役の久野富雄氏とフードライターの小石原はるか氏というコーヒーの専門家2人が、各カフェチェーンのコーヒーを飲み比べて鑑定したもの。対象となったのは、同誌の「よく行くコーヒーチェーン店」調査で1〜10位になった10店舗だ。ちなみに、そのランキングは以下のとおり。

1位 スターバックスコーヒー 74.5%
2位 ドトール 52.5%
3位 タリーズコーヒー 14.5%
4位 エクセルシオール カフェ 11.5%
5位 サンマルク カフェ 11.0%
6位 珈琲館 10.0%
7位 マックカフェ 8.0%
8位 カフェ・ベローチェ 4.5%
9位 プロント 3.0%
10位 シアトルズ ベスト コーヒー 2.5%
(調査対象: 20〜30代サラリーマン男性200人)

この10店舗の中で、栄えある1位に選ばれたのは「珈琲館」。ブレンドコーヒーについて、久野氏は「一杯ずつ丁寧に引いているのが分かる。文句なしの旨さです」(同誌より)と絶賛だ。また、コーヒーの本質が分かるという「冷めた状態」でもおいしいという。

両氏がともにカフェラテ部門の1位に推した「スターバックスコーヒー」は、惜しくも2位となった。珈琲館にカフェラテでは勝ったものの、ブレンドコーヒーで差をつけられたようだ。また、「シアトルズ ベスト コーヒー」と「サンマルクカフェ」はともに3位に選ばれたが、「シアトルズ ベスト コーヒー」のカフェラテには両氏ともに「おいしいが、泡が粗いのが残念です」(同誌より)と評価している。

その他の6店については順位がつけられていないものの、味のチャートを見てみると「カフェ・ベローチェ」のブレンドコーヒーが最も低く評価されているようだ。両氏のコメントも辛らつだ。

このほか、チルドカップのコーヒーでは、久野氏が「ドトール カフェ・オ・レ ラージサイズ」を、小石原氏が「スターバックスディスカバリーズ シアトル[ラテ]」をそれぞれ1位に推している。

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