80年代の大ヒット映画「ゴーストバスターズ」が20年ぶりに復活へ。

2008/09/06 22:36 Written by Narinari.com編集部

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1984年に製作され、米国や日本をはじめ、世界中で大ヒットを記録した映画「ゴーストバスターズ」。製作費はわずかに3,000万ドルながら、世界興行収入は3億ドルに迫るなど、80年代ハリウッドの代表作として多くのファンに愛されてきた作品だ。同作に登場するゴーストや巨大なマシュマロマンは、映画を飛び出してさまざまなグッズにもなり、実際に本編を観たことがないという世代でも、キャラクターを目にしたことがある人は多いのではないだろうか。

「ゴーストバスターズ」のヒットを受け、1989年には続編の「ゴーストバスターズ2」が公開。興行収入は2億ドル(世界)を超えるなどそれなりの成功を収めたものの、「続編モノは評価を下げる」という映画の定番パターンにはまった作品でもあった(とはいえ、スケールはアップしており、高く評価するファンも少なくない)。1990年代にはさらなる続編製作の噂が流れたこともあったが、以降、現在に至るまで続編は実現していない。

そうしているうちに、気が付けば、「ゴーストバスターズ2」からもう20年近くの年月が流れてしまったが、折からのハリウッドの「オリジナル脚本の枯渇化」「リメイク・続編製作ラッシュ」の流れが「ゴーストバスターズ」にも目を向かせたのだろう。米映画会社のコロンビア・ピクチャーズが、新作の「ゴーストバスターズ3」製作を決定したという。

米のエンターテインメント情報紙「Variety」によると、コロンビア・ピクチャーズは「ゴーストバスターズ3」のメインキャストは過去2作と同じ、ビル・マーレイ(ピーター・ヴェンクマン博士)、ダン・エイクロイド(レイモンド・スタンツ博士)、ハロルド・ライミス(イゴン・スペングラー博士)らを想定しているものの、まだ交渉には入っていない模様。ただ、3人をイメージした脚本の執筆には取りかかっているようだ。また、過去2作でメガホンを執ったのはアイヴァン・ライトマン監督だが、新作の監督が誰になるのかはまだ決定していない。

今年、ビル・マーレイは58歳、ダン・エイクロイドは56歳、ハロルド・ライミスは64歳といずれも高齢になってきているため、過去2作のようなテイストが保持できるかどうかは不透明ではある。でも、当時に比べると飛躍的に向上したCG技術を駆使することで、どのような「ゴーストバスターズ」が描かれていくのか、楽しみな作品になりそうだ。

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