一度は発売中止も、ハドソンが連射測定装置「シュウォッチ」販売開始。

2008/09/06 10:37 Written by モノメトロ編集部

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ファミコンブーム真っ盛りの1980年代後半に、「16連射」を引っ提げ、少年たちの熱い視線を集めていた高橋名人。そんな高橋名人の「16連射」に挑戦したいという子どもたちの願いを受け止め、開発されたのが時計付き連射測定装置「シューティングウォッチ(シュウォッチ)」だ。この「シューティングウォッチ」の復刻版の販売が、9月15日からハドソンの通販サイト「Hudson Style」で始まった。価格は1,680円(税込み)で、別途送料(525円)と代引手数料(315円)がかかる。販売期間は9月5日(金)から9月 16日(火)、商品の到着は10月6日(月)から10月13日(月)。

「シューティングウォッチ」は、ただひたすらボタンの連射数を計測するために作られた、一風変わった装置。申し訳程度に時計機能も付いていたが、明らかにメインは連射測定の機能だった。外観はカウンターと時計を表示するためのディスプレイに、モードを選択するための「select」ボタンと決定するための「run」ボタン、そして連射するための「I」「II」ボタンという実にシンプルな構成。にも関わらず、当時の小学生を熱狂の渦に巻き込み、90万個以上を販売した大ヒット商品だ。

復刻版の計画が最初に明かされたのは2005年、高橋名人の公式ページでアナウンスされた「シュウォッチ復活計画」だった。購入希望が一定数に達すれば再販するという企画だったのだが、その後、2年間の月日をかけてファンの声を集め、ついに昨年7月に販売されることに。そして、予約開始とともに注文が殺到し、アッというまに完売状態になった。

ただ、同9月には予約した人のもとに販売延期の通知が届き、11月1日には正式に発売中止を発表。復刻計画は「品質に問題があった」ことを理由に頓挫していた。それだけに、今回の販売開始に寄せられている期待は大きいが、数量限定での販売のため、予約期間中でも予定数量に達した場合は終了となる。欲しい人は早めに予約しておきたいところだ。

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