しずちゃん女優転身で南海キャン解散危機? コンビ間で広がる格差。

2008/09/04 23:59 Written by コジマ

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結成から1年で「M-1グランプリ」で準優勝し、一躍お茶の間の人気者になったお笑いコンビ、南海キャンディーズ。冠番組の「南海パラダイス!」(関西テレビ)をはじめ、「クイズプレゼンバラエティー Qさま!!」(テレビ朝日系)、「おはスタ」(テレビ東京系)など、多数の番組にレギュラー出演している。

また、それぞれが違うエピソードで出演した「アテンションプリーズ」(フジテレビ系)や「笑える恋はしたくない」(TBS系)などドラマへの出演も続いているが、そんな人気者の南海キャンディーズが解散の危機に瀕しているのだとか。内外タイムスによると、「しずちゃん」こと山崎静代が女優業に専念するため芸人引退を周囲にほのめかしていることが原因だという。

花王「エッセンシャルダメージケア」のCMで共演した中川翔子やリア・ディゾン以上の存在感を発揮していたしずちゃん、7月に終了したNHKドラマ「乙女のパンチ」では役作りのために10キロ減量するなどの役者魂をみせ、テレビ局関係者の間で女優としての評価が上昇しているようだ。また、「フラガール」に今秋公開の「劇場版 カンナさん大成功です!」と、映画への出演も続いている。

その一方で「山ちゃん」こと山里亮太への出演依頼は少なく、「ここ最近、“南キャン”として受けた仕事はレギュラー番組以外、ほとんどない。出演依頼が来るのは、もっぱらしずちゃんです」「仕事は吉本興業の力で来るものの、山里メーンの仕事はない」(内外タイムスより)という状態なのだとか。山ちゃんも「まるまるちびまる子ちゃん 一夜限りの同窓会SP」(フジテレビ系)で単独出演したが、レギュラー出演はこれまでのところ皆無だ。

こうした事情からコンビ間の収入格差も広がっており、山ちゃんの年収はしずちゃんの3分の1になっているという。そのうえ解散となれば、山ちゃんはかなり苦しい立場となりそうだ。同紙によると、しずちゃんが周囲に芸人引退をほのめかしていると聞いた山ちゃんは、思わずその場に座り込んでしまったという。

お笑い関係者の話では「年内解散ということはないでしょうが、お笑い界では“事実解散”などと言われている」(同紙より)ようで、山ちゃんは「よく一人で新宿や渋谷で飲んでグチを言っている」(同紙より)のだとか。しずちゃんのいっそうの活躍には期待したいが、そのため山ちゃんが微妙な状態になるのでは、ファンは複雑な気持ちだろう。

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