ロナウジーニョが北京五輪代表選手に求婚、相手は即答で「ノー」。

2008/08/28 23:17 Written by コジマ

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5年間在籍したバルセロナを離れ、今年7月にミランへ移籍したサッカー・ブラジル代表のロナウジーニョ選手。体重の増加が各メディアで報じられ、ミランサポーターの懸念材料となっていたが、ダイエットに励む傍らで個人練習にも打ち込み完全復活も間近だという。

バルセロナでは4カ月も戦列を離れていたロナウジーニョ選手、試合勘を取り戻すために「このうえない調整の場」として選んだのが、北京五輪の舞台だ。オーバーエイジ枠で選出された同選手は、全6試合に出場。準決勝で元チームメイトであるリオネル・メッシ選手率いるアルゼンチンに敗れたが、ブラジル代表を銅メダルに導いた。

そんな北京五輪で、ロナウジーニョ選手が女子サッカー選手にプロポーズしたことが明らかになった。「世界最高の選手」から求婚されたのは、スウェーデン代表のジョアンナ・アルムグレン選手。1984年生まれの24歳で、今回の五輪で代表に初選出された。ふだんは地元スウェーデンのイェーテボリFCで活躍しているという。

イタリア紙ガゼッタ・デッロ・スポルトや英紙デイリー・メールなどによると、女子スウェーデン代表は男子ブラジル代表と同じホテルに宿泊したそうで、アルムグレン選手はスター選手のサインをもらおうと、中国人ファンらとともにロナウジーニョ選手の前にできた列に並んでいたという。するとロナウジーニョ選手は行列を押しのけてアルムグレン選手に接近、目を見つめて手にキスをしたのだとか。このことについて、アルムグレン選手は「気絶しそうになった」と語っている。

そんなうれしいハプニングに喜びながらアルムグレン選手が部屋に戻ると、一本の電話が入った。受話器を取ると、知らない男性が怪しげな英語で「ロナウジーニョの代理で電話をかけた」言い、ロナウジーニョ選手が会うことを希望していると伝えてきた。アルムグレン選手がロナウジーニョ選手の部屋を訪れると、ロナウジーニョ選手は何かを一生懸命伝えようとしたという。

英語が話せないロナウジーニョ選手と、スペイン語、ポルトガル語が「ぞっとするレベル」というアルムグレン選手の会話は成り立たず、ほとんどジェスチャーで話していたのだそう。しかし、自分の意思が伝わらないことにじれたロナウジーニョ選手は通訳に託し、その通訳はアルムグレン選手に対して「結婚する気持ちがあるのか知りたいようだ」と伝えてきた。ロナウジーニョ選手はひと目ぼれしてしまったようだ。

しかし、アルムグレン選手は「突然のことに衝撃を受けた」ものの、同居している恋人がいるとのことで「ノー」と即答。アルムグレン選手は「(恋人の)アダムにロナウジーニョとの一件を話したわ。彼をなだめるのがちょっと大変だったけど」と語っている。

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