キーファー・サザーランド、自身を含め「俳優はギャラが高すぎる」。

2008/08/27 16:51 Written by Narinari.com編集部

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テレビドラマ「24」シリーズの成功により、米国のみならず、日本でもスター俳優としての地位を固めたキーファー・サザーランド。もともとは映画の世界で活動をしていた俳優だが、2番手、3番手での出演が多く、「24」に巡り会うまでは長年苦労を経験してきた。そんなキーファー・サザーランドも、今ではすっかり高額の出演料を手にできる俳優になったわけだが、自身の出演料も含めて、「ハリウッドは俳優のギャラが高すぎる」と業界に苦言を呈している。

米国のエンターテインメントサイト「9WSYR.com」や「ContactMusic」などによると、キーファー・サザーランドは、「24」に出演する俳優にあまりにたくさんのお金が支払われている現状に「救急隊で働く人たちのほうが、この金額に値する」と考えているそう。そして社会におけるスター、例えば医者や教師、警官、消防士などにもっとお金が支払われるべきだとの意見を述べている。

キーファー・サザーランドは、2006年に「24」の契約を3年間更新しており、このときの俳優としての出演料は4,000万ドル(約43.6億円)という内容だった。「24」のシーズン6からはエグゼクティブ・プロデューサーにも名を連ねているため、実際にはこの出演料よりもはるかに多いお金を手にしていることになる。

米国のテレビドラマの出演料は年々上がる一方で、現在、テレビドラマを中心に活躍する、いわゆるテレビ俳優の出演料は、チャーリー・シーンの1話(30分)につき82万5000ドル(約8,990万円)がトップ。単純に話数をかけると、年間2億ドル(約218億円)以上を手にしていることになるため、米国のテレビドラマファンの間でも、そのあまりの高騰ぶりに驚きの声が上がっている。

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