ヤンキースのA・ロッドが記者会見、マドンナとの不倫報道にコメント。

2008/07/15 23:04 Written by コジマ

このエントリーをはてなブックマークに追加


間もなく今季のオールスター戦が開催される米大リーグ。前夜となる7月14日には本塁打競争が行われ、期待されたイチロー外野手(シアトル・マリナーズ)の参加はなかったものの、ジョシュ・ハミルトン外野手(テキサス・レンジャーズ)とジャスティン・モルノー内野手(ミネソタ・ツインズ)による激戦が繰り広げられるなど、大いに盛り上がったようだ。優勝はモルノー選手だったが、1回戦で2005年にボビー・アブレイユ外野手(ニューヨーク・ヤンキース)が記録した25本を破る28本を放ったハミルトン選手に、観客席からは惜しみない賛辞が送られたという。

こうして前夜祭から盛り上がりをみせる中で、マスコミの注目を一身に浴びたのが、ヤンキースの「A・ロッド」ことアレックス・ロドリゲス内野手。7月上旬に米歌手マドンナとの不倫疑惑が報じられ、妻のシンシアさんからは離婚を申請されたが、この騒動以来、初めて公式記者会見を行ったのだ。

今季オールスター戦にア・リーグの「四番・三塁」として先発出場することが発表されているロドリゲス選手、この記者会見もヤンキースタジアムで最後となる球宴への出場について語るため開いたものだが、当然ながらマドンナとの不倫疑惑やシンシアさんについてのコメントが注目された。

しかし、集まったマスコミからはシンシアさんとの離婚問題についての質問がされず、ロドリゲス選手も触れることはなかった。家族については唯一、娘のもとを訪れた際に撮った写真についての質問があったものの、同選手は「すべてうまくいっているよ。ありがとう」とかわしている。

一方で、マドンナとの不倫疑惑報道については回答したが、「だれもが気を散らされる問題を抱えているが、ぼくの場合は新聞の一面にあった」「今回の報道に多くのことを学んだ。そして、野球がぼくを集中させてくれた」などと述べるにとどまっている。

このほか、本塁打競争に参加しなかったことについて「正直言って、ぼくは本塁打競争が下手で、参加したらぼく自身とニューヨークを困惑させてしまう」とし、不仲説が再燃しているチームメイトのデレク・ジーター内野手との“違い”を聞かれた際には「幼少期、彼はヤンキースのファンで、ぼくはメッツのファンだった。だからみんなぼくのこと嫌っているんだ」と、こちらも自虐的に語った。

毎回、インタービューへの回答について「まるで台本を用意しているよう」といわれているロドリゲス選手、今回も「報道には怒っていない」とするなど優等生的発言をしていたが、騒動によって気が滅入っていることをにじませていた模様。シンシアさんとの復縁は難しいとの予測が立っているものの、野球では騒動を吹き飛ばすような活躍を期待したい。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.