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「ヘアコンタクト」のプロピア倒産、大量CMで広告宣伝費などかさむ。
Web posted at: 2008/07/09 17:14
Written by Narinari.com編集部

女子高生が腕に長い毛を貼り付けたり、モヒカンの男性が登場するCMでおなじみの「ヘアコンタクト」。過去には安西ひろこや小池栄子、佐藤江梨子らがCMに出演、現在もテリー伊藤を起用したCMをテレビ東京系の深夜番組「給与明細」などの枠で放送しているが、この商品を開発・販売してきたプロピアが、民事再生法の適用を東京地裁に申請した。帝国データバンクによれば、負債総額は43億7500万円にも上るという。
「ヘアコンタクト」は0.03ミリの超極薄の透湿性皮膜に人工毛を植え付け、特殊な接着剤で地肌に貼り付けるタイプの商品で、その触れ込みは「シャンプーやブラッシングも思いのまま」「髪型も自由自在」といったものだった。CM効果などにより、プロピアは2004年には好業績を上げ、2005年には新工場や相談所の「プロピア」を相次いで開設するなど業務を拡大していったが、次第に広告宣伝費、研究開発費、相談所の開設費用などがかさみ、昨年3月には約2億5700万円の経常損失を計上。一時は好調だった「ヘアコンタクト」の販売も不振に陥り、資金繰りが悪化していた。なお、6月中旬には、ネットの掲示板などでも「支店が閉店すると聞いた」との書き込みが増えていたことから、倒産の予兆はあったようだ。
「ヘアコンタクト」はその見た目のインパクトの大きさから話題にはなったが、ネットではユーザーからの「頭皮が荒れた」「かゆみやかぶれが取れない」などのトラブル報告も多く、また、一枚あたりのコストが高く、常用すると貼り付ける面積によっては月に100万円近くの費用が発生するという金額面での悩みを告白するユーザーの声も目立っていた。
プロピアとしては「ヘアコンタクト」は新しい技術のため、コスト面は普及すれば価格を下げられるとの目論見があったとしても、盛んに「特殊素材を使用することで体温や汗を放出させるため、ムレやかゆみはない」と宣伝していたにも関わらず、肌に関するトラブル報告が相次いでいた点は問題がありそうだ。民事再生法の適用申請によって、こうしたユーザーが置き去りにされてしまう可能性が高く、一部では不安の声も広がっている。

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