結婚式で起きたウェディングドレスのハプニング、2年経ち訴訟に。

2008/07/07 13:16 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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ウェディングドレスを購入すると、結構なお値段になるもの。ン十万円、ゴージャスなものなら100万円を超えることも珍しくありません。人生の一大イベントとはいえ、たった1度着るだけのドレスに、かなりのお金がかかるものです。しかしそれだけ出費するのだから、手に入れたドレスは自分の満足するものであって欲しい。ほころびやシミは、そりゃあご法度だし、大切なセレモニーの間に何か問題があったら、花嫁さんとしてはブチ切れることでしょう。

なので、今回イタリアでウェディング・ドレスのデザイナーを訴えた女性には、同情してしまうのです。30歳になるこの女性は、2006年に結婚式を同国ジェノヴァ東部にあるのキアヴァリという町で挙げたのですが、なんと結婚式の当日にとんでもないアクシデントに見舞われてしまいました。

なんでも神父さんの前で夫婦の誓いをしようとするその直前、日本円で40万円ほどしたウェディングドレスがウエスト部分で裂けてしまい、下半身がほとんど露出してしまったというのです。神父さんは目のやり場に困り、女性は顔面蒼白(そして赤面)。何とかドレスをたくし上げて誓いの言葉を交換し、神前で夫婦となることは出来たのですが、記念撮影もなにも出来なかったとか。

晴れの日だというのに、とんだ災難でしたねぇ。

ただし不思議なのが、なぜ2年も経った今、この女性がデザイナーを訴えることにしたのかということ。一部報道によると、彼女は最近、例のトラブルが発生した結婚式で夫となった男性と別居することになったそうなんですが、もしかしてそのビターな気持ちが今回の起訴にもなんらかの影響があったのでしょうか。

そうは思いたくないけれど……。

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