今年の「夏映画」注目作、ハリウッド大作のラインアップは?

2008/06/27 13:32 Written by Narinari.com編集部

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毎年大作が続々と公開され、一年のうちで最も華やかなラインアップとなる夏の映画。今年もすでに公開が始まった「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」をはじめ、9月頃までたくさんの映画が「夏映画」として公開されるが、どのような作品がラインアップに名を連ねているのか、今回はハリウッドの大作を中心に見ていくことにしよう。

◎「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」(公開中)
今夏公開される洋画の目玉作品は、なんといっても「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」。同シリーズ19年ぶりの新作、そして第4弾となる作品だ。主演のハリソン・フォードは御年66歳。さすがに前作までとはアクションのキレに違いはあるものの、スティーブン・スピルバーグ、ジョージ・ルーカスのハリウッド二大巨頭が練りに練って仕上げた作品だけに、過去の作品を観たことのあるファンなら安心して楽しめそうだ。

◎「ハムナプトラ3/呪われた皇帝の秘宝」(8月公開)
系統的に「インディ・ジョーンズ」に似ていると評されることも多い冒険活劇の「ハムナプトラ」シリーズ最新作も今夏公開。今回は中国を舞台に、始皇帝のミイラと対決する。ジェット・リーが始皇帝役で出演している点にも注目だ。

◎「スピード・レーサー」(7月5日公開)
日本のアニメ「マッハGoGoGo」を、同作に惚れ込んだ「マトリックス」シリーズのウォシャウスキー兄弟監督がハリウッド実写化した話題作。任天堂のゲーム「F-ZERO」の世界のような煌びやかなサーキットの映像は圧巻だ。最近はハリウッドを中心に活動中の真田広之も出演している。

◎「ハンコック」(8月30日公開)
自分がヒーローであることを全く自覚していないという、コミカルなウィル・スミスが楽しめるヒーローモノ。ハリウッド映画にありがちな「使命と現実の狭間で悩むヒーロー」とは正反対の設定だ。シャーリーズ・セロンなども出演。

◎「ダークナイト」(8月9日公開)
タイトルには名前が入っていないが、ヒーローモノの定番シリーズ「バットマン」の最新作。バットマンの前に立ちはだかる強敵・ジョーカー役のヒース・レジャーは、この映画の撮影後にわずか28歳の若さでこの世を去った(睡眠薬などの過剰摂取による事故死)。なお、ヒース・レジャーの遺作は「ダークナイト」の次に出演していた「The Imaginarium of Doctor Parnassus」(テリー・ギリアム監督)。

◎「インクレディブル・ハルク」(8月1日公開)
いわゆる「超人ハルク」の実写映画版。2003年にもアン・リー監督が実写映画化を手がけているが、今作はアン・リー監督版とは全くの別モノだ。ハルク役にはエドワード・ノートンが起用され、敵役としてティム・ロスなどが出演している。

◎「セックス・アンド・ザ・シティ」(8月23日公開)
米国のみならず、日本でも大ブームを巻き起こしたテレビドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」の映画版。テレビ版の最終話から4年の月日が流れた今、「世界で最も有名なニューヨーカー」の4人がどんな生活を送っているのかを描いている。

◎「ベガスの恋に勝つルール」(8月16日公開)
キャメロン・ディアスとアシュトン・カッチャーが共演した話題のラブコメディ。ラスベガスで出会った二人が勢いで結婚、我に返って即離婚しようとした矢先にスロットでジャックポットが出て大金を手にしてしまい、お互いがお金と離婚を手にしようと画策していく……というストーリーを明るく、楽しく描いた作品だ。キャメロン・ディアスは「メリーに首ったけ」でコメディエンヌとしての地位を確立してから10年が経つが、そのかわいらしさは35歳となった今も健在。

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