ハリウッド版「鉄腕アトム」声優に豪華ハリウッドスターが続々。

2008/06/18 13:46 Written by Narinari.com編集部

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ワーナー・ブラザースが50億円を超える製作費を投じ、2009年の公開を目指して準備を進めているハリウッド版「鉄腕アトム」こと、CG映画の「アストロボーイ」。米国で公開された「忍者タートルズ」のフルCG映画「TMNT」や、2009年全米公開予定のフルCG映画「Gatchaman(科学忍者隊ガッチャマン)」の製作を手がけるなど、いま、注目される香港大手アニメスタジオのImagi Animationが製作を担当している作品だ。

まだあまり情報が公開されていない頃、「アストロボーイ」の製作には「B級映画になるのでは」と懐疑的な見方をする日本のファンも少なくなかったが、徐々に明らかになる全体像からすると、「アストロボーイ」はかなり本気度の高い「A級映画」。日本のファンも期待が持てそうな情報が次々と公開されている。

メガホンを執るのは、「シャーク・テイル」や「チキン・ラン」、「プリンス・オブ・エジプト」「ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!」などの作品にも携わったデヴィッド・ボワーズ監督。ハリウッドのアニメーション分野では、きっちりと経験を積んできている監督だ。昨年公開された映画「マウス・タウン ロディとリタの大冒険」(アカデミー賞ノミネート作品)でも監督を務め、高い評価を受けている。

声優にはハリウッドの超大物が続々。主人公のアトムに「チャーリーとチョコレート工場」(チャーリー役)や「スパイダーウィックの謎」(主演)などで大ブレイクしたフレディ・ハイモアが起用されることに加え、ニコラス・ケイジ、ドナルド・サザーランドなどの参加も発表されている。世界的な興行を見据えて豪華なキャストを揃えてきたことも、本気度が伝わってくるところだ。

日本のマンガやアニメのハリウッド映画化には否定的な意見も多いが、「アストロボーイ」はCG映画ということで、実写化に比べると日本のファンもすんなり受け入れやすそう。公開が待ち遠しい作品だ。

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