ヤンキースのチームMVP投票、 中間結果で松井秀喜選手が2位に。

2008/06/16 23:43 Written by コジマ

このエントリーをはてなブックマークに追加


開幕から2カ月半が経過し、日本のプロ野球と同様に交流戦(インターリーグ)へと突入した米大リーグ。ア・リーグ東地区では首位ボストン・レッドソックスに大きく差をつけられているニューヨーク・ヤンキースだが、松井秀喜外野手と松井稼頭央内野手のW松井対決となったヒューストン・アストロズ戦で3連勝。交流戦前から4連勝中と好調だ。

6月15日の試合で右足を捻挫した王建民投手の状態が気がかりだが、こうしたヤンキースの好調を支えているのが、「予想外」の活躍をみせている松井選手、ジョニー・デーモン外野手、ジェーソン・ジアンビ内野手。松井選手とデーモン選手はリーグ首位打者を争っており、ジアンビ内野手はチームトップの15本塁打(リーグ4位タイ)をマーク、3人のライバル関係が良い相乗効果をもたらしているようだ。

特に松井選手には多くのヤンキースファンの期待が寄せられ、7月15日にヤンキースの本拠地で開催されるオールスター戦ファン投票の中間結果で指名打者部門2位につけているほか、地元紙ニューヨークポストの辛口記者がトレードを提案した際には批判のコメントが殺到した。

こうした中で、米スポーツ専門サイト「MVN(Most Valuable Network)」のファンブログが「ヤンキースの今季MVPは誰か」という投票を実施したところ、中間結果で松井選手が2位に選ばれていることが明らかになった。

この投票は同サイト上でヤンキースファンが募集したもので、投票数は計161票と少ないものの、ファンの生の声を反映している。1位は78票(48%)を得た守護神マリアノ・リベラ投手。昨季は5年ぶりに防御率が1台を上回り(3.15)衰えが指摘されたが、今季は現在0.87とメジャー全球団のクローザーで最も良い数字をマークしている。

1位はリベラ投手に譲ったものの、松井選手は59票(37%)を獲得し、野手でトップ。3位のジアンビ選手には43票差をつけた。また、4位はボビー・アブレイユ外野手の8票で、ケガで戦線を離脱していたアレックス・ロドリゲス内野手や主将のデレク・ジーター内野手のほか、絶好調のデーモン選手にも投票されていないようだ。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.