日本にも上陸間近、米国発のかわいい情報端末「chumby」とは。

2008/06/13 18:58 Written by Narinari.com編集部

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ガジェット好きの間では2006年頃からその存在が話題を呼んできた、米国生まれのかわいい情報端末「chumby」。3.5インチのタッチスクリーンを搭載した「chumby」は、大きさは両手にちょうど乗るくらい、パッと見はボテっとした着ぐるみを着たような筐体の「何だかよく分からない」製品だが、そのコンセプトや使いやすさ、ネットの有志の力によって進化していく点などが高く評価され、一部で熱狂的に支持されている製品でもある。

……と聞いてもあまりイメージが湧かないかもしれないが、「できること」を簡単に列挙していくと、ネットの動画視聴、ネットラジオの聴取、USB接続した「iPod」内の音楽ファイル再生、Flickrなどの写真共有サイトの写真スライドショー、メールチェック、ニュースやブログの閲覧、目覚まし時計などなど、要はパソコンの前に座らなくても、リビングやベッドルームである程度のことができる情報端末といったところだ。

「chumby」は無線LAN経由でインターネットに接続できるため、公式サイトで提供されている無数の「ウィジット」(Flash Lite 3.0で作成されたもの)をダウンロードすることで、「できること」がどんどん広がっていく。「ウィジット」は主に有志の手によって制作されているが、便利なツールからゲーム、ジョークツールまで、現在、600以上提供されている。

まだ日本では発売されていない「chumby」だが、株式会社ジークスが「近日発売」をアナウンス済み。また、早い時期から個人輸入などで「chumby」を手に入れて楽しんでいるユーザーがサイトやWikiを立ち上げ、日本発売されればすぐに役立つような情報を公開中だ。

米国内の販売価格は179.95ドルだが、日本での価格設定はまだ明かされていない。このコンセプトが日本の一般家庭に受け入れられるかどうかは分からないが、置いておくだけでもちょっとかわいい「chumby」。まずは日本上陸を楽しみに待ちたい。

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