約170万個の星を投影する移動可能な小型のプラネタリウム「メガスター」と、それを改良して約410万個の星を投影できるようにした「メガスターII」の開発者として知られる大平貴之氏。そんな大平氏とセガトイズがタッグを組み、「家庭でも楽しめる世界初の光学式プラネタリウム」というコンセプトで2005年8月に発売したのが「HOMESTAR」だ。「HOMESTAR」シリーズは発売開始以来、累計20万個を販売するヒット商品となっているが、同シリーズの新商品として、家庭の浴室の天井や浴槽に画像を投影する浴室用プラネタリウム「HOMESTAR Spa」を9月4日に発売する。価格は7,140円（税込み）。

「HOMESTAR Spa」は「HOMESTAR」シリーズの第4弾。従来の「HOMESTAR」シリーズは男性のファンが多く、主に寝室やリビングで利用されるケースが多かったが、「より女性を意識した『HOMESTAR』」とのコンセプトで開発されたのが、癒しの空間であるお風呂で楽しむ「HOMESTAR Spa」だ。

使い方は付属のフィルムをセットし、浴槽の水面に浮かべて投影するだけ。従来の「HOMESTAR」の楽しさを保ちつつ、気軽に使える仕様となっている。専用フィルムは、天井を見上げれば満天の星空に包み込まれているような気分が味わえる「Bath Star」、ピンク色のバラ風呂のイメージの「Rose Bath」、マンタがゆったりと泳いでいる様子が映し出され、真っ青な海の世界に身を漂わせているような気持ちにさせてくれる「Deep Blue」の3種類を用意している。

なお、「HOMESTAR Spa」はピンホール式を採用。従来の光学式とは仕様が異なるが、やわらかな画像が半球状に映し出されるため、幻想的な空間が広がるという。