ブレイク中の鳥居みゆき、過去には「自殺未遂繰り返した」告白も。

2008/06/12 18:11 Written by Narinari.com編集部

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焦点の定まらない目線、何かが憑依したかのように繰り出される「♪ヒットエンドラ〜ン」のフレーズ、そして過激なネタでブレイクした鳥居みゆき。その芸風から、もともと「テレビ向きではない」と言われていたものの、昨年の「R-1ぐらんぷり」で決勝進出を果たした(8人中6位)ことや「エンタの神様」(日本テレビ系)への出演を機にテレビへの露出を増やし、ついに6月12日放送の「笑っていいとも!」にも出演したほど、いま、勢いのある女芸人の一人だ。先日はIT企業に勤める一般男性と結婚していたことも判明、公私ともに充実した時を過ごしているが、過去には自殺未遂を繰り返していた暗い過去があったという。

鳥居みゆきは1981年、秋田県生まれの27歳。高校3年までは友だちが一人もいないという孤独な青春時代を送った鳥居みゆきは18歳のときにお笑いの世界に飛び込んだ。2000年にはライブデビューを果たし、以降、ブレイクまでは地道にライブを中心に活動。一方で2001年には消費者金融大手「アコム」のイメージキャラクターオーディションの最終選考まで残り、小野真弓と争った末に落選した経験を持つ。このエピソードは自身のネタの中やテレビ番組で告白したこともあり、鳥居みゆきが「美人芸人」呼ばれる際の根拠のひとつにもなっている。

自殺未遂を繰り返していたのはまだ売れていない下積みの時期。「『自分がやりたいネタはテレビ向きじゃない』と、悩み続けた挙げ句、自律神経失調症に加え、対人恐怖症になった」(週刊現代より)そうで、2003年頃に雑誌「裏BUBUKA」で受けたインタビューでは「しゃべったあとは鬱になります。元気のあとは鬱になるんです」「(リストカットは)しょっちゅうやっちゃってますね」「(自殺未遂は)かなりありますね。数え切れないほど。消えちゃった傷もあるし」と、壮絶な過去を自ら告白していた。

前述の「笑っていいとも!」ではコーナーゲストとしてわずかな登場時間だったが、フジテレビの田淵裕章アナをガン見して(気に入ってしまったらしい)引かれたり、おすぎに極端に怖がられたり、チュートリアルや南野陽子らがあまり目線を合わせようとしなかったり、そして何よりもタモリが困惑気味だったりと、完全に出演者と観客を「鳥居みゆきワールド」へと引きずり込んでいた。そして鳥居みゆきもその空気を察知したのか、「昼間からすみません」と謝るシーンも。

テレビの世界、特にネタ披露番組以外で生き残るためには、ほかのタレントと共存できることが絶対条件となる。暗い過去と訣別し、明るい未来へと踏み出しつつある鳥居みゆきが、今のままの芸風でどこまで突っ走っていくのか、今後の展開も注目しておきたいところだ。

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