アップルが3G対応の「iPhone」発表、日本での販売は7月11日から。

2008/06/10 05:10 Written by Narinari.com編集部

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6月4日にソフトバンクモバイルから「iPhone」の販売がアナウンスされ、NTTドコモと水面下で繰り広げられてきた争奪戦がひとまず決着。ただ、ソフトバンクが出したプレスリリースには「今年中に日本国内において『iPhone』を発売することにつきまして、アップル社と契約を締結したことを発表いたします」という短い文言しか記されていなかったため、「いつ発売されるのか」についての議論が盛んに交わされてきたが、その答えが「7月11日」であることが正式に発表された。

米国時間の6月9日、サンフランシスコで開催された開発者向け会議「Worldwide Developers Conference(WWDC)」でのスティーブ・ジョブズCEOの基調講演において、3Gケータイに対応した新しい「iPhone」を発表。日本を含めた世界25の国と地域で、7月11日から販売開始となることが明らかとなったが、現在のところ、日本ではソフトバンクショップで販売される(公式サイトより)こと以外、国内の販売価格や販売方法は明かされていない。

新しい「iPhone」は、8GBモデル(199ドル、ブラック)と16GBモデル(299ドル、ブラックとホワイト)の2機種。このままの価格が日本国内にも反映されるかどうかは現時点では何とも言えないところだが、仮にそうだとすると8GBモデルは21,000円前後、16GBモデルは32,000円前後(1ドル=105.9円換算。9日現在のレート)と、国内メーカーの携帯電話端末と比べてもかなり安い。ソフトバンクがどの程度の価格設定で販売するのか、注目しておきたいところだ。

機能的には従来よりもバッテリが長持ち(待ち受け300時間、連続通話5時間、ブラウジング5〜6時間、ビデオ再生7時間、音楽再生24時間)となり、Googleマップと連動もできるGPS機能などを搭載している。また、「iPhone」用に開発されたアプリケーションを販売する「App Store」に対応し、機能を拡張していくことも可能だ。ほかのスペックは3.5インチのワイドスクリーンマルチタッチディスプレイ、解像度は480×320ピクセル、Wi-Fi(802.11b/g)、Bluetooth 2.0 + EDR、200万画素カメラなど。

国内販売開始まであと1か月。ソフトバンクユーザー、および「iPhone」を心待ちにしていたファンは、ワクワクの日々を過ごすことになりそうだ。

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