東京駅に65インチの「デジタルポスター」、JR東日本の本格導入は初。

2008/05/16 18:09 Written by モノメトロ編集部

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近年、スーパーや量販店などで液晶テレビを使った広告が増加しているが、7月上旬から東京駅の八重洲南口コンコースに液晶ディスプレイを使った広告媒体「デジタルポスター」が導入される。65インチの縦型モニターが10台設置され、静止画を表示。これにより、時間帯や曜日別など、利用客に合わせたコンテンツ提供が可能になるという。

デジタルポスターは紙のポスターのように静止画を映す広告媒体で、小田急線新宿駅西口地上改札口などに設置されているが、JR東日本で本格導入するのは初めてのこと。今回は試験導入のため、7月上旬から9月末までの期間限定で設置される。

携帯通信網などの無線技術を用いており、配信は日立製作所が担当。1つのスペースでさまざまなコンテンツが表示でき、通勤時間帯はサラリーマン向け、昼間は買い物客向けといった切り替えが可能な点が魅力だ。

小田急新宿駅のデジタルポスターでは、今年2-3月に表示される広告に合わせて香りを噴霧する「香る新宿プロジェクト」を実施したが、東京駅でもこうした展開が期待される。

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