東京で「アイスクリーム戦争」勃発、話題のチェーンが続々進出中。

2008/05/08 21:13 Written by Narinari.com編集部

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かつては「サーティワンアイスクリーム」や「ハーゲンダッツ」「ホブソンズ」「ドナテロウズ」などが定番だった東京のアイスクリームチェーンも、米国発の「コールドストーンクリーマリー」が2005年に上陸したあたりから激戦模様。パリ激戦区で人気を呼んでいる「デリッツエフォリエ」や台湾発のかき氷アイス「ドラゴンアイス」などが加わり、さらに今年、3つのチェーンが東京に進出し、混戦が加速してきた。

3月29日に東京・六本木の東京ミッドタウンそばにオープンした「ゴールデンスプーン」は、米国の南カリフォルニアでセレブたちに人気だというフローズンヨーグルトタイプのアイスクリームチェーン。米国内で約90店舗を展開するチェーンだが、日本へは六本木店が初上陸だ。年内に直営3店舗を展開するほか、5年以内に全国へ100店舗出店する計画を明らかにしている。

4月20日に東京・渋谷のセンター街そばに「上陸」を果たしたのは、沖縄のアイスクリームと言えばコレという定番中の定番「ブルーシール」。実は、すでに東京には米軍横田基地がある福生にフランチャイズ店が1店舗存在していたため、本当の意味での「上陸」ではないが、都心の繁華街への出店はこれが初めて。渋谷の店舗はカフェ業態で、約30種類のアイスクリームに加え、沖縄テイストのフードメニューも取り揃えている。「ブルーシール」は渋谷店でブランド力を高め、東京、大阪、名古屋を中心とした本州への出店を計画しているという。

そして5月5日には、韓国で人気沸騰の「パッピンス」にいち早く目を付け、韓国内に30店舗以上を展開しているチェーン「アイスベリー」が東京・新大久保のコリアンタウンに上陸。「パッピンス」はかき氷にソフトクリーム、果物、あずき、練乳などをすべて混ぜて食べる氷菓で、イメージ的には「ドラゴンアイス」に近い。

これから暑い時期を迎える前に、百花繚乱状態の東京のアイスクリームチェーン。今年の夏は、いろいろな店を食べ歩いてみてはいかが?

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