松坂大輔投手はエースと呼べるのか、米スポーツサイトが辛口批評。

2008/05/05 12:30 Written by コジマ

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現在、20勝13敗で米大リーグのア・リーグ東地区首位に立っているボストン・レッドソックス。勝率.606はア・リーグ全体でもロサンゼルス・エンゼルスと並ぶ1位で、2年連続でのワールドシリーズ制覇に向けて今季も好調なスタートを切っているのだ。

その中でも松坂大輔投手は特に好調で、インフルエンザによる登板回避があったものの開幕から無傷の4連勝中。勝利数はリーグ5位タイで、防御率2.52はリーグ4位、エースのジョシュ・ベケット投手(3勝2敗、防御率4.19)を上回る成績を上げている。現時点では、レッドソックスのエース並の働きをしているのではないだろうか。

こうした中で、米スポーツ専門サイト「MVN(Most Valuable Network)」が、「松坂はエースと呼ぶにふさわしいか」と題したコラムを掲載した。

記事を執筆したザック・ヘイズ記者は「エースに必要な要素を定めるのは難しいが、防御率、WHIP(投球回当たりの与四球・被安打数合計)、K/BB(奪三振/与四球)でリーグの上位に君臨し、チームがゲームに勝てるという確信を与える投手」と定義したうえで、「ジュシュ・ベケットについてはそう感じる」とし、松坂投手については「2番手であることは間違いないが、エースと呼ぶには信頼度が足りない」との評価を下している。

ヘイズ記者は、アリゾナ・ダイヤモンドバックスのダン・ヘイレン投手ら他球団のエースたちの昨季成績を並べ、その平均(投球回数208、被安打199、K/BB 163/63、防御率3.34、WHIP1.26)と松坂投手の昨季の成績(投球回数204、被安打191、K/BB 201/80、防御率4.40、WHIP1.32)との比較も行い、与四球の多さが防御率の高さにつながっていると指摘した。

ただ、今季のWHIPが1.09と高水準であることやチェンジアップを有効に使っていることなど進歩も認めている。ヘイズ記者は最後に、今季の最終成績がすべての項目で上記の平均成績に上回り「エースになることを期待している」とつづっているのだ。

この記事のコメント欄では、「松坂は不必要な投球が多いが、今季は相当に進歩している」「(1998〜04年に在籍した)ペドロ・マルチネスと比べると、ベケットもエースとは言えない」「たしかに与四球が多いが、被安打率は.164だよ。私は彼が投げるのをみたい」「彼は真摯な野球観と控えめな性格、そして大きな可能性を備えている。それはエースに必要な要素だ」などの議論が盛んに交わされている。

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