原作のほうが上? 米誌が選定「映画化されて失望した作品23本」。

2008/05/03 08:09 Written by Narinari.com編集部

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小説でもマンガでも、映画にした場合に常に飛び出すのは原作ファンからの「イメージが違う」という辛口の意見。小説は想像力によって生み出されたイメージが読者の数だけ存在していること、マンガは作者の描き出すイメージが鮮明であることなどの理由から、ファンが求める、そして納得できる映画を作り上げるのは、ハードルの高い作業だと言える。

そうした原作モノの作品の中で、特に「イメージが違う」とファンを失望させてしまった映画にはどのようなものがあるのか。米国のエンターテインメント・ウィークリー誌が「映画化されて失望した23本」を発表した。

不幸にもこの23本に選ばれた作品の中には、「ライラの冒険 黄金の羅針盤」や「ダ・ヴィンチ・コード」「SAYURI」「ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月」「猿の惑星」といった有名作品の名も。興行的にはそれなりに「成功」を収めた作品もあるが、たとえそうした作品であっても、必ずしも原作ファンを納得させているわけではないようだ。

日本で同様の選定を行った場合には、ガラリと違う結果になりそうだが、もし皆さんが挙げるとすれば、「映画化されて失望した作品」にどの作品を挙げる?

◎映画化されて失望した23本
・「THE GOLDEN COMPASS」(ライラの冒険 黄金の羅針盤)
・「The Da Vinci Code」(ダ・ヴィンチ・コード)
・「fever pitch」(2番目のキス)
・「MEMOIRS OF A GEISHA」(SAYURI)
・「A SOUND OF THUNDER」(サウンド・オブ・サンダー)
・「TROY」(トロイ)
・「BRIDGET JONES: THE EDGE OF REASON」(ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月)
・「VANITY FAIR」(悪女)
・「THE HUMAN STAIN」(白いカラス The human stain)
・「THE CAT IN THE HAT」(ハットしてキャット)
・「DR. SEUSS' HOW THE GRINCH STOLE CHRISTMAS」(グリンチ)
・「THE RULES OF ATTRACTION」(ルールズ・オブ・アトラクション)
・「PLANET OF THE APES」(猿の惑星)
・「PROZAC NATION」(私は「うつ依存症」の女)
・「THE MUSKETEER」(ヤング・ブラッド)
・「EYES WIDE SHUT」(アイズ・ワイド・シャット)
・「BICENTENNIAL MAN」(アンドリューNDR114)
・「SIMON BIRCH」(サイモン・バーチ)
・「SPHERE」(スフィア)
・「THE SCARLET LETTER」(スカーレットレター)
・「THE BONFIRE OF THE VANITIES」(虚栄のかがり火)
・「THE RUNNING MAN」(バトルランナー)
・「THE COTTON CLUB」(コットンクラブ)

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