AV女優転身でブログ炎上した元グラビアアイドルが硫化水素自殺。

2008/04/25 20:27 Written by Narinari.com編集部

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4月18日、東京・豊島区東池袋のマンションで、飲食店アルバイトの女性(22歳)が硫化水素自殺を図ったというニュースをメディアが報じた。玄関には「硫化水素発生中」と書かれた張り紙がしてあり、第一発見者は女性を訪ねた友人。死の直前には友人宛に「死にたい」という内容のメールを送っていたという。ともすれば連日報道が相次ぐほかの硫化水素自殺のニュースに埋没してしまいそうなニュースだが、この女性がグラビアアイドルとして活躍した麻生美由樹さんだったと、4月26日付けの東京スポーツなどが報じている。

麻生美由樹さんは高校生の頃に芸能界デビューし、舞台やグラビアアイドルとして活動をしていたが、今年1月にアダルトビデオへの転身を発表。さらに、マギー審司やふじいあきら、東貴博(Take2)らお笑い芸人50人との「肉体関係」を週刊誌に暴露し、これに反応したキングコングの西野亮廣がブログで、

「『50人以上の芸人とヤッた』と言って、ツーショット写真やメールのやりとりを公開していた女が非常にムカつくという事です」
「暴露本なんかを出すクソ野郎と同じ理由であの女が嫌いです。人の不幸で飯を食う人間にだけはなりたくないです」

と、批判したことで、ネットでは大きな話題を呼んでいた。

自殺との因果関係ははっきりしていないが、アダルトビデオへの転身発表後には、ネットの掲示板で激しい非難を受け、公式ブログは大炎上してしまった。コメント欄には多数の誹謗中傷が書き込まれ、

「私がデビューする事で、そのようなお言葉を頂戴するとは思ってもいなかったので、ショックを越えた、言葉では表せない程の、まるで今まで経験した事がない気持ちになりました」
「たくさんたくさん泣きました。死ねとまで言われる程、私の選んだ道は間違っていたのか…などとにかくたくさんたくさん悩みました」

と、苦しい胸の内を吐露。それでも誹謗中傷が止むことはなかった。

その後、4月10日には、2ちゃんねるに本人の名前で次のような書き込みがあったことが確認されている。

「近いうちに確実に自殺するつもりです。生まれてきてすみませんでした」
「混ぜるな危険を通販で昨日注文しました。私が死ぬのをどうぞご期待下さい。まぁニュースにはならないとは思いますけど」

通常、この手の書き込みは真贋が分からないため流されることが多いが、死の直前、自身のブログには硫化水素の発生に必要な薬剤の写真がアップされていたことから、ほぼ本人で間違いないと見る向きが多いようだ。

まだ22歳という若さで命を絶った麻生美由樹さん。ネットでの激しい誹謗中傷が死に追いやったのだとすれば、残念でならない。

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